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セキュアな Web サイト制作サービス
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皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
この記事は、WP-PageNaviのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年7月10日に改訂しています。
WP-PageNaviは、WordPressサイトにおいて、ページナビゲーションを強化するプラグインであり、Lester Chanさんによって開発・サポートされています。
WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは50万以上、総ダウンロード数1336万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。
一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、WP-PageNaviの概要並びに脆弱性情報及びその対応状況をご紹介いたします。
WP-PageNaviを安全に運用していただく一助になれば幸いです。
前述の通り、WP-PageNaviは、Lester Chanさんによって開発・サポートが継続されている、オープンソースのWordPress向けプラグインです。
このプラグインを使用すると、デフォルトの「前へ」「次へ」リンクをカスタマイズ可能なページ番号付きナビゲーションに変更することができ、訪問者がサイト内のコンテンツを簡単に移動できるようになります。
実際のところ、Web制作会社の場合である当社が、WP-PageNaviを利用することはあまりありません。
ページネーション機能は自社でコーディングすることが可能ですし、そもそもテーマに組み込まれているケースも多くなってきました。
また、WP-PageNaviの更新が滞っているため、最新のWordPressバージョンとの互換性の点で懸念が生じています。
セキュリティ保守の観点からは、できるだけプラグインの数を増やしたくないという理由もあります。
しかしながら、当社がこれまでに保守を引き受けたWordPressサイトには、WP-PageNaviが使用されていたことはあります。
日本国内では多く使用されているプラグインの一つという印象です。
| ページ番号ナビゲーション | 通常の「前へ」「次へ」のシンプルなナビゲーションリンクを、ページ番号付きのナビゲーションに置き換えます。 ユーザーは特定のページに直接ジャンプできるため、記事数が多いサイトでユーザー体験が向上します。 |
| カスタマイズオプション | ナビゲーションの外観や動作を細かく設定できます。 例えば、「最初へ」「最後へ」のリンクを追加したり、現在のページ番号を強調表示するなどのデザイン変更が可能です。 |
前述のように、有名なプラグイン(ダウンロード数が多いプラグイン)は、攻撃のターゲットとして狙われやすいという側面があります。
当社では、WordPress自体は非常に堅牢なCMSであり、バージョンアップをしっかりと行えば大きな侵入のリスクは少ないと考えています。
実際に、WordPress本体(コア)の脆弱性の数はプラグインやテーマに比べて少なく、特に最近では緊急レベルの脆弱性報告は減少しています。
※詳細は、当社が公表しているWordPressの脆弱性情報一覧を参照してください。
一方で、膨大な数のプラグインやアドオンが存在し、それらの脆弱性を狙った攻撃が増加しています。
※Patchstackの「State of WordPress Security 2026」によれば、2025年に報告されたWordPress関連の脆弱性全11,334件のうち、91%がプラグイン、9%がテーマに起因し、WordPressコア由来は少数(6件)にとどまっています。
WordPressはコア(本体)のバージョンアップをすることが大事という点は変わりませんが、コア(本体)だけバージョンアップしていればよいわけではない点に注意が必要です。
特に、WP-PageNaviのようなダウンロード数の多いプラグインは、多くのユーザーに利用されているため狙われやすい傾向にあります。
そのため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントに推奨していません。
WP-PageNaviについては、定期的にアップデートがされているとは言い難い状況(最終のアップデートが2024年12月19日)ですが、2026年7月10日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。
公式サイトに直接的な記載は見つけることができませんでしたが、WP-PageNaviでは、一般的なセマンティックバージョニングに近いバージョニングが採用されているようです。
3つの数字の左から「メジャーバージョン.マイナーバージョン.パッチバージョン」となります。
2026年7月10日現在、WP-PageNaviの最新バージョンは2.94.5であり、WordPress 6.7.5までテストされています。
通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであることから、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。
2026年7月10日現在での、WP-PageNaviのバージョン情報は次の通りです。
| バージョン | リリース日 | サポート期限 | 修正された脆弱性 |
| 2.94.5 | 2024年12月19日 | サポート対象 | - |
| 2.94.4 | 2024年12月16日 | 2024年12月19日 | - |
| 2.94.3 | 2024年11月24日 | 2024年12月16日 | - |
| 2.94.2 | 2024年11月16日 | 2024年11月24日 | - |
| 2.94.1 | 2023年8月9日 | 2024年11月16日 | - |
| 2.94.0 | 2023年4月27日 | 2023年8月9日 | - |
| 2.93.4 | 2021年2月22日 | 2023年4月27日 | - |
| 2.93.3 | 2020年3月29日 | 2021年2月22日 | - |
※上記の内容は、WordPress公式サイト開発ログの情報を正として、バージョン2.93.3までを掲載しています。
WP-PageNaviの最新バージョンは2.94.5であり、当社が把握している限り脆弱性情報はありません。
前述のように、WP-PageNaviは人気のあるプラグインであり、日本国内でも利用者は多数いるものと推察されます。
しかしながら、WP-PageNavi自体のバージョンアップをしようと思っても、最新のWordPressで上手く動かなかったり、PHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。
taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについても知見を有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2026年7月10日改訂
2025年10月14日改訂
2024年11月14日執筆