【2026年5月版】PHP8.5の脆弱性情報一覧

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事は、PHP8.5の脆弱性情報をまとめたもので、2026年5月26日に改訂しています。

PHPとはWebサイトやアプリを開発する際に広く採用されているプログラミング言語であり、Webサーバー上で動いてプログラムを実行するサーバーサイドスクリプト言語に分類されます。
このPHPは、WordPressを始めとする主要なCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の多くがPHPで開発されていることから、Webサイトを運用する皆さんにとっても重要な言語と言えるでしょう。

安全で円滑なWebサイトの運用のためには、PHPを最新バージョンへとアップデートする必要があります。

この記事では、企業のWeb担当者の皆様が、ご使用になられているPHP8.5の脆弱性を簡単に把握できるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

PHP8.5系統のバージョン情報と脆弱性に関するポイント

2026年5月25日現在、PHP8.5系統の最新バージョンは8.5.6です。

PHP8.5系統のセキュリティサポート期限は、2029年12月31日です。

ご使用になられているPHPのバージョンが8.5.5以下の場合には、緊急レベルの脆弱性が存在する可能性があります。

PHP8.5系統の脆弱性情報

当社が把握しているPHP8.5系統の脆弱性情報は次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2026-42371
CVE-2026-42371 Detail
CVSS v3
5.1(警告)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン
※PHP同梱のuriparserに起因
PHP 8.5.6
CVE-2026-7568
CVE-2026-7568 Detail
CVSS v4
6.3(警告)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-7263
JVNDB-2026-015316
CVSS v4
6.3(警告)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-7262
CVE-2026-7262 Detail
CVSS v4
2.9(注意)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-7261
CVE-2026-7261 Detail
CVSS v4
6.3(警告)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-7259
CVE-2026-7259 Detail
CVSS v4
2.1(注意)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-7258
CVE-2026-7258 Detail
CVSS v4
6.3(警告)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-6735
CVE-2026-6735 Detail
CVSS v4
7.3(重要)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン
※同梱されているPHP-FPMモジュールの脆弱性
PHP 8.5.6
CVE-2026-6722
CVE-2026-6722 Detail
CVSS v4
9.5(緊急)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2026-6104
CVE-2026-6104 Detail
CVSS v4
6.3(警告)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2025-14180
CVE-2025-14180 Detail
CVSS v4
8.2(重要)
・PHP 8.5.0 PHP 8.5.1
CVE-2025-14179
CVE-2025-14179 Detail
CVSS v4
7.4(重要)
・PHP 8.5.0から8.5.5までのバージョン PHP 8.5.6
CVE-2025-14178
CVE-2025-14178 Detail
CVSS v3
8.2(重要)
・PHP 8.5.0 PHP 8.5.1
CVE-2025-14177
CVE-2025-14177 Detail
CVSS v4
6.3(警告)
・PHP 8.5.0 PHP 8.5.1
CVE-2025-67899
CVE-2025-67899 Detail
CVSS v3
2.9(注意)
・PHP 8.5.0
※PHP同梱のuriparserに起因
PHP 8.5.1

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v4に基づいています。CVSS v4の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v3ないしCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値は、Japan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)および、米国国立標準技術研究所(NIST)が提供する脆弱性データベースである National Vulnerability Database(以下「NVD」とします)に掲載されているCVSSスコアに準拠しています。JVNまたはNVDにてスコアリングされていない場合は、PHP Groupなどの製品開発元・CNAが公表しているスコアを参照しています。なお、同一CVEにCVSS v4.0とCVSS v3.xのスコアが併記されている場合は、原則としてCVSS v4.0のスコアを記載しています。
※原則としてNVDのページを正としてリンクを掲載していますが、JVNに掲載されていて、NVDと矛盾していない場合にはJVNのリンクを掲載しています。
※CVE-2025-67899はPHP自体の脆弱性ではなく、外部ライブラリ(uriparser)に起因する脆弱性ですが、PHPはURL/URIの解析処理用途でuriparserを内部利用しており、PHP 8.5.0にバンドルされていることから、本記事ではPHPの脆弱性として記載しています。CVE-2026-42371についても同様に掲載しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているわけではありません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

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PHPのバージョンアップは複雑な作業工程を伴うため、安全に行うためには専門的な知識が必要です。

また、Web制作会社はいわゆるWebアプリケーション側(WebサイトやCMS等)を専門としていますので、PHPを含めたミドルウェアについては対応されていない会社も多いと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されている企業であり、PHPのバージョンアップについて知見を有しております。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

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この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。