taneCREATIVEでコラムを発信してみることになりました

はじめまして、taneCREATIVEという会社に所属している「ちほうタイガー」と申します。この度、当社発のコラムを担当させていただくことになりました。

よろしくお願い致します。

早速ですが、当社代表より「これからコラムを書くように」との下命を受けたのは良いのですが、「そもそもコラムってなに?」状態からのスタートですので、まずは当社のコラムの要件定義から入ってみたいと思います。

「コラム(column)」とは?

Googleで「コラムとは」で検索をかけますと、『新聞・雑誌などで、線で囲んだ、ちょっとした記事。囲み欄。』と出てきます。

また、wikipedia先生によると、『新聞・報道雑誌・ニュースサイトなどに掲載される、ニュース以外の記事。つまり、個人的な分析・意見が含まれている記事で、評論やエッセイの他、人生相談コーナーや「オススメ○○」などといったものも含まれる。』と説明されています。

つまり「個人的な分析・意見が含まれて」いて、「ちょっとした記事」でもOKのようで、これなら自分でもなんとかなるのではないかという気がしてきました。

更に調べると、コラムは「円柱」(カラム)を意味するラテン語に由来するそうで、円柱状のものや縦の列を意味するようになり、新聞などの「縦の欄」の意味も持つようになったとのこと。

※引用元:違いがわかる辞典(コラムとエッセイの違い)

これまでWeb制作の現場でよく使っていたカラム(縦の段組み)という言葉が、実はコラムと同一ワードだったということに今更ながらに気が付いたわけです。

…ということは、当社代表からの「コラムを書くように」というオーダーは通常業務であるカラム設計をしろという意味だったと捉えられなくもないわけで、この仕事はしなくてよいのでは…なんていう現実逃避はここまでにして、本題に戻ろうと思います。

「コラム」の目的・方針を定めよう

さて、コラムを書く目的ですが、よくあるパターンは、記事コンテンツによる検索エンジン経由での集客力強化であったりします。

最近ですと、WELQ(ウエルク)に始まるキュレーションサイトの閉鎖騒動などが記憶に新しいところですね。こういった事例が、いわゆるコンテンツマーケティングだと一部で誤認されるとすれば残念な事ですので私見を述べさせていただくと、これらの手法はコンテンツマーケティングの考え方とは対極をなす手法であると思います。

ただし、目的がWebサイトへの「集客」にあると、どうしても「より効率的に」集客を追求することとなり、やはり俯瞰的・長期的に見たら宜しくないと思われる手法に手を出したくなってしまう気持ちも理解できなくもないところです(当社では代表命令でそういった手法が厳禁されておりますので、クライアントの皆様ご安心ください)。

ということで、まずは当社代表にそのあたり(コラムの目的)を確認してみましょう。

「目的? 単なるAMP HTMLでの記事コンテンツに関するテストの一環」

「SEO? 別にウチの会社にWeb経由で依頼してくれるクライアントとかほぼいないし、普段通りでOK」

「ああ、でもせっかくだから、えっ…こんな会社が佐渡島にあるの!?と思ってもらえるような役立つかもしれないコラムで。そういう意味でいえば…目的は…ブランディングの一環?」

との事なので、「こんな会社が佐渡島に!?」と思ってもらえる人であれば、読者層はWeb業界の人であっても一般の人であっても良さそうですし、ネタは会社の環境から技術的なことまで、ある意味何でもいけそうです。

「普段通りでOK」とのことなので、特段無理をすることなく、不定期でネタがあるときにアップする形で良いでしょう。ええ、そういうことにしましょう。

強いて言えば「ブランディングの一環?」に資する内容である必要はありそうですので、ウチらしくない記事はNGということで、大体の方針とします。

「佐渡島の会社が!?」と思ってもらえそうなネタを考える

まず、taneCREATIVE社の規模を見ると、42名程の社内スタッフと、10名程度の案件ごとに加わる外部スタッフさんで構成されています。Web制作をメインとする会社としては、中堅規模と言ってよいと思います。こういった会社が日本海の離島にあるというのは一つのネタになりそうですが、他の地域にも代表的な制作会社さんがありそうです。

本社は江戸時代から続く旅館の本館にあり、これはコラムのネタとしては色々とアリだとは思うのですが、やはり他の地方にもありそうではあります。一つの個性として、いずれネタが尽きたらでもよいでしょう。

この会社に集うスタッフもネタにはなりそうです。Web制作会社に生息する私たちの日常や、悲喜こもごもは一般の方には興味を持ってもらえるかもしれません。ただ、当社のスタッフはほぼ全員シャイなので、顔出しでネタになってほしいとなるとハードルが高そうです。

ならば、他社で見かけるように、代表に一肌脱いでもらってネタになってもらうというのはどうでしょうか。シャイではないかもしれませんが、面倒くさがってメディアの取材も基本的に断る人です。これも非常に難しそうです。

意外と言ってはなんですが、フロントエンドの会社としての技術力は結構高いと思います。2012年からレスポンシブデザインに取り組み始めましたし、W3C基準でのコーディングにも早くから取り組んできました。今でも続いていますが、ホワイトハットSEOを自称してGoogleの研究も欠かしません。昨年あたりからWebGLやVRといった3D表現にも取り組んできましたし、今(2016年12月現在)で言えばAMPといった最新の技術のノウハウも社内に蓄積させています。一部はおそらく日本ではトップレベルではないかという自負もあります。やはり技術的な部分や、Webコンサルティング的なネタが最初は良さそうです。

クライアントに恵まれているのも、当社の特長と言えるかもしれません。一旦クライアントになっていただくと、長く関係性が続いていますので、クライアント参加型の実験的なネタもできそうではあります。

あとは、当社のサービスの最後に、ひっそりと加えられている「地域共存事業」はネタの宝庫かもしれません。いずれ機会があれば、島に会社があるメリットや、島の中での当社の役割などを熱く語ってみるのも良いかもしれません。

まとめ

という感じで、このコラムの方針と、大体のネタ整理が終わりました。技術的なネタが方針に合いそうということで、次回からは早速、WebGLやVRあたりからコラムをあげていきたいと思います。のんびりと更新していきますので、細く長くお付き合いいただけますと幸いです。

それではまた!

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。