【2026年2月版】PHP5.4の脆弱性情報一覧

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

この記事は、PHP 5.4の脆弱性情報一覧をまとめたものであり、2026年2月10日に改訂しています。

PHPとはWebサイトやアプリを開発する際に広く採用されているプログラミング言語であり、Webサーバー上で動いてプログラムを実行するサーバーサイドスクリプト言語に分類されます。
このPHPは、WordPressを始めとする主要なCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の多くがPHPで開発されていることから、Webサイトを運用する皆さんにとっても重要な言語と言えるでしょう。

安全で円滑なWebサイトの運用のためには、PHPを最新バージョンへとアップデートする必要があります。
一方で、PHP 5.4については、2015年9月3日に公式のセキュリティサポートが終了していますが、Webサイトに現場では稀にいまだ使用されているケースを見かけます。

そこで、この記事ではPHP 5.4の脆弱性情報をまとめることで、企業のWeb担当者の皆様が、ご使用になられているPHP 5.4の脆弱性を簡単に把握できるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

PHP5.4系統に関するポイント

2026年2月10日現在、PHP 5.4系統の最新バージョンは、PHP 5.4.45(2015年9月3日リリース)です。

PHP 5.4のセキュリティサポート期限は、2015年9月3日であり、既にサポートは終了した状態(EOL)です。

ご使用になられているPHPのバージョンが5.4系統の場合には、緊急レベルの脆弱性が存在する可能性があります。

PHP5.4系統の脆弱性情報

PHP 5.4については、仮に使用されていたとしても、2015年9月3日にリリースされた最終バージョンである5.4.45を使用されていると思います。
その為、EOL以降に報告されたPHPコアに関する脆弱性で、当社が把握しているものを掲載します。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2022-31629
JVNDB-2022-018140
CVSS v3
6.5 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2022-31628
JVNDB-2022-018141
CVSS v3
5.5 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2022-31626
JVNDB-2022-012036
CVSS v3
8.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2022-31625
JVNDB-2022-012037
CVSS v3
8.1 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9639
JVNDB-2019-002348
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9638
JVNDB-2019-002349
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9637
JVNDB-2019-002350
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9024
JVNDB-2019-002023
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9023
JVNDB-2019-002022
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9021
JVNDB-2019-002020
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-9020
JVNDB-2019-002019
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2019-6977
JVNDB-2019-001696
CVSS v3
8.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-20783
JVNDB-2018-014585
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-19396
JVNDB-2018-012884
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-19395
JVNDB-2018-012643
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-17082
JVNDB-2018-010197
CVSS v3
6.1 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-15132
JVNDB-2018-009254
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-14883
JVNDB-2018-008809
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-14851
JVNDB-2018-008805
CVSS v3
5.5 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-10549
JVNDB-2018-004563
CVSS v3
8.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-10548
JVNDB-2018-004562
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-10547
JVNDB-2018-004526
CVSS v3
6.1 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-10546
JVNDB-2018-004561
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-10545
JVNDB-2018-004560
CVSS v3
4.7 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-7584
JVNDB-2018-002490
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-5712
JVNDB-2018-001489
CVSS v3
6.1 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2018-5711
JVNDB-2018-001488
CVSS v3
5.5 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-12933
JVNDB-2017-007250
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-16642
JVNDB-2017-010117
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-11628
JVNDB-2017-006828
CVSS v3
7.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-11147
JVNDB-2017-005631
CVSS v3
9.1 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-11145
JVNDB-2017-005647
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-11144
JVNDB-2017-005646
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-11143
JVNDB-2017-005556
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-11142
JVNDB-2017-005645
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-8923
JVNDB-2017-004167
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-7963
JVNDB-2017-003417
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-7890
JVNDB-2017-006902
CVSS v3
6.5 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2017-7272
JVNDB-2017-002746
CVSS v3
7.4 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-10397
JVNDB-2016-008718
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-10161
JVNDB-2016-007030
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-10160
JVNDB-2016-007029
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-10159
JVNDB-2016-007028
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-10158
JVNDB-2016-007027
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-9935
JVNDB-2016-006616
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-9934
JVNDB-2016-006615
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-9933
JVNDB-2016-006614
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-9138
JVNDB-2016-006613
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-9137
JVNDB-2016-006612
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7478
JVNDB-2016-006698
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7418
JVNDB-2016-004789
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7417
JVNDB-2016-004788
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7416
JVNDB-2016-004787
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7414
JVNDB-2016-004786
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7413
JVNDB-2016-004785
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7412
JVNDB-2016-004784
CVSS v3
8.1 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7411
JVNDB-2016-004783
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7132
JVNDB-2016-004627
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7131
JVNDB-2016-004626
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7130
JVNDB-2016-004625
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7129
JVNDB-2016-004624
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7128
JVNDB-2016-004623
CVSS v3
5.3 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7127
JVNDB-2016-004622
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7126
JVNDB-2016-004621
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7125
JVNDB-2016-004620
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-7124
JVNDB-2016-004619
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6297
JVNDB-2016-004087
CVSS v3
8.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6296
JVNDB-2016-004086
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6295
JVNDB-2016-004092
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6294
JVNDB-2016-004091
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6292
JVNDB-2016-004089
CVSS v3
6.5 (警告)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6291
JVNDB-2016-004088
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6290
JVNDB-2016-004085
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6289
JVNDB-2016-004084
CVSS v3
7.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-6288
JVNDB-2016-004083
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5773
JVNDB-2016-004092
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5772
JVNDB-2016-004356
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5771
JVNDB-2016-004355
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5770
JVNDB-2016-004354
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5769
JVNDB-2016-004353
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5768
JVNDB-2016-004352
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-5399
JVNDB-2016-008494
CVSS v3
7.8 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-3142
JVNDB-2016-001929
CVSS v3
8.2 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-3141
JVNDB-2016-001928
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2016-2554
JVNDB-2016-002770
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2015-8994
JVNDB-2015-007401
CVSS v3
7.5 (重要)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応
CVE-2015-4601
JVNDB-2015-007151
CVSS v3
9.8 (緊急)
・PHP 5.4系統の全てのバージョン PHP5.4系統では未対応

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。
※原則としてJVNのページを正としていますが、JVNに掲載されていない情報などについてはNVDのサイトを参照しています。
※CVEやNVD、JVNでは、EOL版のバージョンについては列挙義務がないという運用をなされています。その為、例えば影響範囲に「PHP before 7.x.x」のように記載されていた場合、PHP 5.4.xにも影響がある可能性があります。しかしながら、EOL以降のバージョンについては検証されないことも多く、全てを当社で検証することはリソース上困難です。その為、上記脆弱性情報については、CVE、NVD、JVNなどでPHP 5.4.xが影響範囲に含まれると明記されているものと、明記はされておらずとも「PHP before 5.x.x」と記載されていたり、他の情報からPHP 5.4.xにも影響があると推測することが合理的である場合を掲載しております。また、CVE-2019-9637以降の脆弱性については、Zend、TuxCare、CloudLinux等の商用延長サポートが5.4系にバックポートしている場合には、5.4にも影響を与える脆弱性であるとして掲載しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているわけではありません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

PHP5.4系統とOSによるバックポートについて

PHP 5.4は、2015年9月3日をもって公式サポート(EOL)を迎えました。
これ以降、新たな脆弱性が発見された場合であっても、PHP公式から修正パッチが提供されることはありません。

もっとも、EOLを迎えたPHPバージョンであっても、直ちに危険な状態になるとは限りません。
OSによっては、セキュリティサポートが終了したミドルウェアに対しても、緊急性・重大性の高い脆弱性に限り、バックポートと呼ばれる方式で修正を適用するケースがあるためです。

とはいえ、Amazon Linux 2023では、PHP 5.4のパッケージ自体が存在していないため、同OSでは、それらに対するALAS(=バックポートされた修正の配布)は発生しません。

また、RHEL 8、AlmaLinux OS 8、Rocky Linux 8並びにRHEL 9、AlmaLinux OS 9、Rocky Linux 9においては、現在、PHP 5.4は公式なサポート対象の範囲外となっており、EOL 後の PHP 5.4に対して継続的なセキュリティ修正が提供されることは事実上期待できません。

このため、PHP 5.4をご利用の場合で、OSがAmazon Linux 2023、RHEL、AlmaLinux OS、Rocky Linuxの場合には、PHP 8.3以降へのバージョンアップ、または対応環境へのマイグレーションを早期に検討することを推奨します。

※詳細については、コラム「EOLになったPHPバージョンとOSによるバックポートについて」をご覧ください。

PHPのバージョンアップに強いWeb制作会社をお探しの場合にはご相談ください。

PHP 5.4から最新バージョンへのバージョンアップについては、メジャーバージョンが2段階以上変わることから、Webアプリケーション側に不具合が発生する確率が非常に高く、かなりの工数がかかることが予想されます。
この場合、不具合の原因を特定し、これを改修できる専門的な知識が必要です。

また、Web制作会社はいわゆるWebアプリケーション側(WebサイトやCMS等)を専門としていますので、PHPを含めたミドルウェアについては対応されていない会社も多いと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されている企業であり、PHP、MySQL、MariaDBについても知見を有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、PHPを使用したWebサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。