【2026年11月版】All in One SEOのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

この記事は、All in One SEOのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年11月6日に改訂しています。

All in One SEOは、WordPressサイトでの検索エンジン最適化対策(SEO対策)を簡単に行うことができるプラグインであり、Awesome Motive社に所属するAll in One SEO Teamによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは200万以上、総ダウンロード数2億1502万回以上を計測しており、世界でも有名なプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、All in One SEOの概要並びに脆弱性情報及びその対応状況をご紹介いたします。
All in One SEOを安全に運用していただく一助になれば幸いです。

All in One SEOとは

前述の通り、All in One SEOは、Awesome Motive社に所属するAll in One SEO Teamによって開発・サポートが継続されている、オープンソースのWordPress向けプラグインです。

このプラグインを使用することで、WordPressサイトでの基本的な検索エンジン最適化対策(SEO対策)を簡単に行うことができことから、世界的にも人気があります。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

All in One SEOについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年11月6日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。

ただし、近年でも、いくつかの脆弱性対応が発見・公表されていることから、All in One SEOをご利用になられている場合には、最新バージョンをご利用になられているか定期的に確認されることを推奨いたします。

All in One SEOのバージョン情報

2026年11月6日現在、All in One SEOの最新バージョンは5.0.5であり、WordPress 7.1.4までテストされています。

WordPressプラグインの多くでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

なお、バージョン情報は次の表の通りですが、All in One SEOでは旧バージョンごとの公式EOLは公表されていません。

バージョン リリース日 修正された脆弱性
5.0.5 2026年11月3日 -
5.0.4 2026年10月21日 CVE-2026-109367
5.0.3 2026年10月6日 -
5.0.2.1 2026年10月1日 CVE-2026-19856
5.0.2 2026年9月22日 CVE-2026-85492
5.0.0.1 2026年7月31日 CVE-2026-82884
4.9.7.1 2026年5月13日 CVE-2026-5075
4.9.3 2026年1月6日 CVE-2025-14384
4.9.1.1 2025年12月4日 CVE-2025-67950
4.9.0 2025年11月6日 CVE-2025-12847
4.8.7.2 2025年10月3日 CVE-2025-58650
CVE-2025-58649
4.8.7 2025年8月27日 CVE-2025-64295
4.8.2 2025年5月6日 CVE-2025-2892
4.6.1.1 2024年4月18日 CVE-2024-3554
CVE-2024-3368
4.3.0 2023年1月31日 CVE-2023-0586
CVE-2023-0585
4.2.4 2022年8月9日 CVE-2022-38093
4.1.5.3 2021年12月7日 CVE-2021-25037
CVE-2021-25036
4.1.0.2 2021年4月27日 CVE-2021-24307
3.6.2 2020年7月15日 CVE-2020-35946
3.2.7 2019年9月10日 CVE-2019-16520
2.10 2018年10月18日 Wordfence
2.3.8 - Wordfence
2.3.7 2016年7月8日 Wordfence
2.2.6.2 2015年4月20日 Wordfence
2.2.6 - CVE-2015-0902
2.2.5 - Wordfence
2.1.6 - Wordfence
Wordfence
2.0.4 - CVE-2013-5988

※上記の内容は、公式サイトのChangelogの情報を正として、最新バージョンからバージョン5.0.2.1までを掲載しています(Changelogに記載のないバージョンについては「-」と記載してあります)。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン5.0.3以下には既知の脆弱性が発見・報告されているため、グレーにしています。

All in One SEOの脆弱性情報

All in One SEOに関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2026-109367
CVE-2026-109367 Detail
CVSS v3
5.3 (警告)
・All in One SEO 5.0.3までのバージョン ・All in One SEO 5.0.4
CVE-2026-85492
CVE-2026-85492 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・All in One SEO 5.0.1.1までのバージョン ・All in One SEO 5.0.2
CVE-2026-82884
CVE-2026-82884 Detail
CVSS v3
6.8 (警告)
・All in One SEO 5.0.0までのバージョン ・All in One SEO 5.0.0.1
CVE-2026-19856
CVE-2026-19856 Detail
CVSS v3
6.5 (警告)
・All in One SEO 5.0.2までのバージョン ・All in One SEO 5.0.2.1
CVE-2026-5075
CVE-2026-5075 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・All in One SEO 4.9.7までのバージョン ・All in One SEO 4.9.7.1
CVE-2025-67950
CVE-2025-67950 Detail
CVSS v3
6.5 (警告)
・All in One SEO 4.9.1までのバージョン ・All in One SEO 4.9.1.1
CVE-2025-64295
CVE-2025-64295 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・All in One SEO 4.8.6.1までのバージョン ・All in One SEO 4.8.7
CVE-2025-58650
CVE-2025-58650 Detail
CVSS v3
5.4 (警告)
・All in One SEO 4.8.7.1までのバージョン ・All in One SEO 4.8.7.2
CVE-2025-58649
CVE-2025-58649 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・All in One SEO 4.8.7.1までのバージョン ・All in One SEO 4.8.7.2
CVE-2025-14384
CVE-2025-14384 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・All in One SEO 4.9.2までのバージョン ・All in One SEO 4.9.3
CVE-2025-12847
CVE-2025-12847 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・All in One SEO 4.8.9までのバージョン ・All in One SEO 4.9.0
CVE-2025-2892
CVE-2025-2892 Detail
CVSS v3
6.4 (警告)
・All in One SEO 4.8.1.1までのバージョン ・All in One SEO 4.8.2
CVE-2024-3554
CVE-2024-3554 Detail
CVSS v3
5.4 (警告)
・All in One SEO 4.6.0までのバージョン ・All in One SEO 4.6.1.1
CVE-2024-3368
CVE-2024-3368 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・All in One SEO 4.6.0までのバージョン ・All in One SEO 4.6.1.1
CVE-2023-0586
JVNDB-2023-005026
CVSS v3
5.4 (警告)
・All in One SEO 4.2.9までのバージョン ・All in One SEO 4.3.0
CVE-2023-0585
JVNDB-2023-004577
CVSS v3
4.8 (警告)
・All in One SEO 4.2.9までのバージョン ・All in One SEO 4.3.0
CVE-2022-38093
JVNDB-2022-016285
CVSS v3
8.8 (重要)
・All in One SEO 4.2.3.1までのバージョン ・All in One SEO 4.2.4
CVE-2021-25037
JVNDB-2021-017860
CVSS v3
6.5 (警告)
・All in One SEO 4.1.3.1から4.1.5.2までのバージョン ・All in One SEO 4.1.5.3
CVE-2021-25036
JVNDB-2021-017864
CVSS v3
8.8 (重要)
・All in One SEO 4.0.0から4.1.5.2までのバージョン ・All in One SEO 4.1.5.3
CVE-2021-24307
JVNDB-2021-007283
CVSS v3
8.8 (重要)
・All in One SEO 4.1.0.1までのバージョン ・All in One SEO 4.1.0.2
CVE-2020-35946
JVNDB-2020-015287
CVSS v3
5.4 (警告)
・All in One SEO Pack 3.6.1までのバージョン ・All in One SEO Pack 3.6.2
CVE-2019-16520
JVNDB-2019-010984
CVSS v3
5.4 (警告)
・All in One SEO Pack 3.2.6までのバージョン ・All in One SEO Pack 3.2.7
Wordfence CVSS v3
6.4 (警告)
・All in One SEO Pack 2.9.1.1までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.10
Wordfence CVSS v3
7.2 (重要)
・All in One SEO Pack 2.3.7までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.3.8
Wordfence CVSS v3
7.2 (重要)
・All in One SEO Pack 2.3.6.1までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.3.7
Wordfence CVSS v3
6.1 (警告)
・All in One SEO Pack 2.2.6.1までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.2.6.2
CVE-2015-0902
JVNDB-2015-000046
CVSS v2
5.0 (警告)
・All in One SEO Pack 2.2.5.1までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.2.6
CVE-2013-5988
JVNDB-2013-007210
CVSS v3
6.1 (警告)
・All in One SEO Pack 2.0.3までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.0.4
Wordfence CVSS v3
6.4 (警告)
・All in One SEO Pack 2.1.5までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.1.6
Wordfence CVSS v3
6.3 (警告)
・All in One SEO Pack 2.1.5までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.1.6
Wordfence CVSS v3
4.3 (警告)
・All in One SEO Pack 2.2.4.1までのバージョン ・All in One SEO Pack 2.2.5

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVEの番号が採番されていない脆弱性情報については、Wordfenceへのリンクを掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v4に基づいていますが、CVSS v4でスコアリングされていない場合にはCVSS v3に基づいて、CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値は米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠していますが、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報については、NVDでCNA(CVE採番機関)またはADP(追加情報提供者)として掲載されているスコアを、NVDに情報がない場合にはWordfenceのスコアに準拠しています。
※CVE-2026-100152はCVE-2026-19856の重複採番であると分析しているため、掲載を見送っています。
※CVE-2013-5988の修正されたバージョンについては、JVNでは2.0.3.1とされていますが、WordPress公式サイトの開発ログには該当バージョンが記載されていため、次の2.0.4としています(2.0.4にsecurity fixesが含まれていることまでは確認済みです)。
※本記事における脆弱性情報は、All in One SEOに関するものを掲載しています。All in One SEO Packは、All in One SEOの旧名であり、同一のプラグインです。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

All in One SEOのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、All in One SEOは世界的に有名なプラグインであり、日本国内では特に多く使用されているプラグインの一つです。

しかしながら、All in One SEO自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。


他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

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