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セキュアな Web サイト制作サービス
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皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
この記事は、Smart Slider 3のバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年8月5日に改訂しています。
Smart Slider 3は、WordPressサイトにおいてビジュアル的なスライダーを作成できるプラグインであり、Nextend社によって開発・サポートされています。
WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは80万以上、総ダウンロード数は2408万回以上を計測しており、世界的にも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。
一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Smart Slider 3の概要並びに脆弱性情報及びその対応状況をご紹介いたします。
Smart Slider 3を安全に運用していただく一助になれば幸いです。
前述の通り、Smart Slider 3は、Nextend社が開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressサイトにおいてビジュアル的なスライダーを作成できます。
ドラッグ&ドロップでの直感的なインターフェースや豊富なテンプレートやアニメーション効果も搭載されていることから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。
一方で、人気があるプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。
Smart Slider 3については、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年8月5日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。
ただし、2026年に入ってからも、いくつか脆弱性が発見されていることから、Smart Slider 3をご利用になられている場合には、ご利用のバージョンに脆弱性がないか確認されることを推奨いたします。
2026年8月5日現在、Smart Slider 3の最新バージョンは3.5.1.38であり、WordPress 7.0.2までテストされています。
WordPressプラグインの多くでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。
なお、バージョン情報は次の表の通りですが、Smart Slider 3では旧バージョンごとの公式EOLは公表されていません。
本表では、後継バージョンの公開日を旧バージョンの実質的なサポート終了日として扱っています。
| バージョン | リリース日 | サポート期限 | 修正された脆弱性 |
| 3.5.1.38 | 2026年7月7日 | サポート対象 | CVE-2026-12385 |
| 3.5.1.37 | 2026年5月28日 | 2026年7月7日 | CVE-2026-9197 |
| 3.5.1.34 | 2026年3月20日 | 2026年4月7日 | CVE-2026-4065 CVE-2026-3098 |
| 3.5.1.29 | 2025年7月14日 | 2025年10月21日 | CVE-2025-6348 |
| 3.5.1.23 | 2024年4月11日 | 2024年10月15日 | CVE-2024-3027 |
| 3.5.1.14 | 2023年2月27日 | 2023年5月16日 | CVE-2023-0660 |
| 3.5.1.11 | 2022年10月5日 | 2022年11月15日 | CVE-2022-45845 CVE-2022-45843 CVE-2022-3357 |
| 3.5.1.9 | 2022年8月18日 | 2022年10月5日 | CVE-2021-24382 |
※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※3.5.1.37までの各バージョンを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン3.5.1.37以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。
Smart Slider 3に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。
| 脆弱性情報 | 深刻度 | 影響を受けるバージョン | 修正されたバージョン |
| CVE-2026-12385 CVE-2026-12385 Detail |
CVSS v3 4.3 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.37までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.38 |
| CVE-2026-9197 CVE-2026-9197 Detail |
CVSS v3 4.9 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.36までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.37 |
| CVE-2026-4065 CVE-2026-4065 Detail |
CVSS v3 5.4 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.33までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.34 |
| CVE-2026-3098 CVE-2026-3098 Detail |
CVSS v3 6.5 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.33までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.34 |
| CVE-2025-6348 CVE-2025-6348 Detail |
CVSS v3 4.9 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.28までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.29 |
| CVE-2024-3027 CVE-2024-3027 Detail |
CVSS v3 6.4 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.22までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.23 |
| CVE-2023-0660 JVNDB-2023-026524 |
CVSS v3 5.4 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.13までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.14 |
| CVE-2022-45845 JVNDB-2022-025062 |
CVSS v3 8.8 (重要) |
・Smart Slider 3 3.5.1.9までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.11 |
| CVE-2022-45843 JVNDB-2022-021397 |
CVSS v3 5.4 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.1.9までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.11 |
| CVE-2022-3357 JVNDB-2022-020063 |
CVSS v3 8.8 (重要) |
・Smart Slider 3 3.5.1.9までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.1.11 |
| CVE-2021-24382 JVNDB-2021-008162 |
CVSS v3 5.4 (警告) |
・Smart Slider 3 3.5.0.8までのバージョン | ・Smart Slider 3 3.5.0.9 |
※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and
Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVEの採番がされていない脆弱性情報については、Wordfenceへのリンクを掲載してあります。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS
v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational
Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。
前述のように、Smart Slider 3は世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、利用する機会の多いプラグインの一つです。
しかしながら、実際のバージョンアップでは、WordPress本体、PHP、他のプラグインとの互換性確認や、更新前のバックアップ、ステージング環境での検証が必要になることがあります。
taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2026年8月5日改訂
2025年11月25日改訂
2025年1月28日執筆