【2026年4月版】LazyLoad Pluginのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はLazyLoad Pluginのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年4月9日に改訂しています。

LazyLoad Pluginは、ページ表示時にまだ画面外にある画像、iframe、動画サムネイルなどの読み込みを遅延(lazy-load)させるプラグインであり、WP Media(運営元:WP Media SAS社) によって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは10万以上、総ダウンロード数は167万回以上を計測しており、世界的にも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、LazyLoad Pluginの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、LazyLoad Plugin自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

LazyLoad Pluginとは

前述の通り、LazyLoad Pluginは、画像、iframe、動画をビューポートに入るまで読み込まず、HTTPリクエストと初期転送量を削減して表示速度を向上させるプラグインです。

有効化だけで投稿、ウィジェット、YouTube埋め込みまで自動適用され、jQueryにも依存しておらず、軽量スクリプトであることから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

LazyLoad Pluginについては、最新バージョンに関しては未修正の脆弱性情報は公表されていないこと、過去の脆弱性情報に対しても迅速に対応されていると考えられることから、2026年4月9日現在、最新バージョンを使用していれば、セキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

LazyLoad Pluginのバージョン情報に関するポイント

LazyLoad Pluginは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています(パッチバージョンの0は省略するルールのようです)。

また、まれに4桁目の数字が追加されていますが、開発ログを見る限り、小規模なアップデート時であるようです。

2026年4月9日現在、LazyLoad Pluginの最新バージョンは2.4.0であり、WordPress 6.8.5までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

LazyLoad Pluginのバージョン情報

2026年4月9日現在での、LazyLoad Pluginのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
2.4.0 2025年10月17日 サポート中 XSSの脆弱性
2.3.9 2024年7月11日 2025年10月17日
2.3.7 2023年8月14日 2024年6月28日 polyfillの脆弱性
1.0.1 2014年7月16日 2014年7月25日 XSSの脆弱性

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報を正として、バージョン2.3.9までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン2.3.9以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

LazyLoad Pluginの脆弱性情報

2026年4月9日現在、LazyLoad Pluginの最新バージョンは2.4.0であり、当社が把握している限り、CVE番号が採番された脆弱性情報は確認できていません
しかしながら、WordPress公式サイトの変更履歴を読む限り、下記3バージョンでそれぞれ脆弱性の修正対応をしているようです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
公式サイト変更履歴 不明 ・LazyLoad Plugin 2.3.9までのバージョン(推定) ・LazyLoad Plugin 3.4.0
公式サイト変更履歴 不明 ・LazyLoad Plugin 3.3.6までのバージョン(推定) ・LazyLoad Plugin 3.3.7
公式サイト変更履歴 不明 ・LazyLoad Plugin 1.0.0 ・LazyLoad Plugin 3.3.7

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVEの番号が採番されていない脆弱性情報については、WordPress公式サイトの変更履歴へのリンクを掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。ただし、上記脆弱性情報については、深刻度の情報は見つかりませんでした。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)や独立行政法人情報処理推進機構(以下「IPA」)に準拠していますが、NVD、IPAにてスコアリングされていない場合には、Wordfenceのスコアに準拠しています。ただし、上記脆弱性情報については、深刻度の情報は見つかりませんでした。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

LazyLoad Pluginのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、LazyLoad Pluginは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、LazyLoad Plugin自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。