【2026年4月版】Nextend Social Login and Registerのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はNextend Social Login and Registerのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年4月14日に改訂しています。

Nextend Social Login and Registerは、Facebook、Google、XのSNSを使用してWordPressサイトに登録・ログインすることができるようになるプラグインであり、Nextendweb Kft.によって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは20万以上、総ダウンロード数は763万回以上を計測しており、世界的にも有名なプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Nextend Social Login and Registerの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Nextend Social Login and Register自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

Nextend Social Login and Registerとは

前述の通り、Nextend Social Login and Registerは、Nextendweb Kft.が開発・サポートを継続しているWordPressのソーシャルログインプラグインであり、Facebook・Google・Xでのワンクリック登録とログインが可能になります。

無料版で上記主要3SNSを使用でき、ログインフォームに自動表示できることから、世界的にも人気があります。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

Nextend Social Login and Registerについては、定期的にバージョンアップがされており、かつ最新バージョンでは脆弱性が確認されていないことから、2026年4月14日現在、最新バージョンを使用している限りセキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

Nextend Social Login and Registerのバージョン情報に関するポイント

Nextend Social Login and Registerは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年4月14日現在、Nextend Social Login and Registerの最新バージョンは3.1.23であり、WordPress 6.9.4までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

Nextend Social Login and Registerのバージョン情報

2026年4月14日現在での、Nextend Social Login and Registerのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
3.1.23 2026年2月23日 サポート中
3.1.22 2025年11月27日 2026年2月23日 CVE-2025-13737
3.1.21 2025年11月13日 2025年11月27日
3.1.20 2025年9月29日 2025年11月13日 CVE-2025-58031
3.1.13 2024年2月28日 2024年8月1日 CVE-2024-1775
1.5.9 2016年3月16日 2016年3月16日 wordfence
1.5.6 2015年6月11日 2015年8月7日 CVE-2015-4413
1.5.1 2014年11月21日 2014年11月27日 CVE-2014-8800

※各バージョンのリリース日については、Wordpress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン3.1.20までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン3.1.21以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

Nextend Social Login and Registerの脆弱性情報

Nextend Social Login and Registerの最新バージョンは3.1.23であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、Nextend Social Login and Register 3.1.21以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへのアップデートをお勧めします。

Nextend Social Login and Register自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2025-58031
CVE-2025-58031 Detail
CVSS v3
6.4 (警告)
・Nextend Social Login and Register 3.1.19までのバージョン ・Nextend Social Login and Register 3.1.20
CVE-2025-13737
CVE-2025-13737 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・Nextend Social Login and Register 3.1.21までのバージョン ・Nextend Social Login and Register 3.1.22
CVE-2024-1775
JVNDB-2024-017044
CVSS v3
5.4 (警告)
・Nextend Social Login and Register 3.1.12までのバージョン ・Nextend Social Login and Register 3.1.13
wordfence CVSS v3
8.8 (重要)
・Nextend Social Login and Register 1.5.8までのバージョン ・Nextend Social Login and Register 1.5.9
CVE-2015-4413
JVNDB-2015-003262
CVSS v2
4.3 (警告)
・Nextend Social Login and Register 1.5.5までのバージョン ・Nextend Social Login and Register 1.5.6
CVE-2014-8800
JVNDB-2014-005784
CVSS v2
4.3 (警告)
・Nextend Social Login and Register 1.5.0までのバージョン ・Nextend Social Login and Register 1.5.1

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVEの採番がされていない脆弱性情報については、Wordfenceへのリンクを掲載してあります。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
※Nextend Facebook Connect、Nextend Google Connect、Nextend Twitter Connectが統合して、Nextend Social Loginとなり、現在はNextend Social Login and Registerが正式名称となっています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

Nextend Social Login and Registerのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、Nextend Social Login and Registerは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、Nextend Social Login and Register自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。