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セキュアな Web サイト制作サービス
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皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
この記事はWordPress Importerのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2025年8月28日に執筆しています。
WordPress Importerは、WXR(XML)エクスポートから投稿・固定ページ、カスタム投稿、コメント、メタ情報、カテゴリ、タグ、著者などを一括で取り込むことができるWordPress公式プラグインであり、WordPress.orgのコミュニティによって開発・サポートされています。
WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは300万以上、総ダウンロード数5904万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。
一方で、人気のあるプラグインであるため、攻撃対象になりやすい側面もあります。
そこで、この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、WordPress Importerの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、WordPress Importerを安心して使用していただけるようにしたいと思います。
少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
前述の通り、WordPress Importerは、WordPress.orgのコミュニティによって開発・サポートが継続されている、オープンソースのWordPress向けセキュリティプラグインです。
このプラグインは、WXR(XML)エクスポートから投稿・固定ページ、カスタム投稿、コメント、メタ情報、カテゴリ、タグ、著者などを一括で取り込むことができ、管理画面の[ツール>インポート]から簡単にサイト移行や復旧を行える上に、WordPress.orgのコミュニティによって開発・サポートが継続されているという安心感から世界的に人気のあるプラグインです。
一方で、WordPress Importerのようなダウンロード数の多いプラグインは、多くのユーザーに利用されているため狙われやすい傾向にあります。
そのため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントに推奨していません。
WordPress Importerは定期的にアップデートされ、脆弱性が迅速に修正されているため、問題ないと考えておりますが、2025年3月26日に、重要レベルの脆弱性情報(CVE-2024-13889)が採番されていることから、バージョン0.8.3以下をご利用になられている場合には、最新バージョンへのアップデートを推奨いたします。
WordPress Importerでは、一般的なセマンティックバージョニングに近いバージョニングが採用されているようです。
3つの数字の左から「メジャーバージョン.マイナーバージョン.パッチバージョン」となります。
なお、パッチバージョンが0の場合には省略表記される模様です。
2025年8月28日現在、WordPress Importerの最新バージョンは0.8.4であり、WordPress 6.7.3までテストされています。
通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであることから、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。
バージョン0.8.3以下には既知の脆弱性がありますので、最新のパッチバージョンへのアップデートを実施してください。
2025年8月28日現在での、WordPress Importerのバージョン情報は次の通りです。
| バージョン | リリース日 | サポート期限 | 修正された脆弱性 |
| 0.8.4 | 2025年3月25日 | サポート中 | CVE-2024-13889 |
| 0.8.3 | 2024年10月22日 | 2025年3月25日 | - |
※上記の内容は、WordPress公式サイト開発ログの情報を正として、バージョン0.8.3までを掲載しています。また、0.8.3以下のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン0.8.3以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。
WordPress Importerの最新バージョンは0.8.4であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。
また、WordPress Importer 0.8.3以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在している可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください。
なお、WordPress Importer自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。
| 脆弱性情報 | 深刻度 | 影響を受けるバージョン | 修正されたバージョン |
| CVE-2024-13889 CVE-2024-13889 Detail |
CVSS v3 7.2 (重要) |
WordPress Importer 0.8.3までのバージョン | WordPress Importer 0.8.4 |
※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)や独立行政法人情報処理推進機構(以下「IPA」)に準拠していますが、NVD、IPAにてスコアリングされていない場合には、Wordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVD、Wordfenceなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。
前述のように、WordPress Importerは人気のあるプラグインであり、日本国内でも利用者は多数いるものと推察されます。
しかしながら、WordPress Importer自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。
taneCREATIVE社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPress ImporterとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについても知見を有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
WordPress Importerを使用したWebサイト制作やアップデートを含む保守・管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2025年8月28日執筆