【2026年4月版】Code Snippetsのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はCode Snippetsのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年4月1日に執筆しています。

Code Snippetsは、WordPressサイトにおいてPHP、CSS、JavaScript、HTMLの追加コードを安全に管理するためのプラグインであり、Code Snippets B.V.によってサポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは100万以上、総ダウンロード数は1976万回以上を計測しており、世界的にも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にCode Snippetsの脆弱性は過去見つかっており、迅速に対応されています。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Code Snippetsの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Code Snippets自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

Code Snippetsとは

前述の通り、Code Snippetsは、WordPressサイトにおいてPHP、CSS、JavaScript、HTMLの追加コードを安全に管理するためのプラグインであり、テーマのfunctions.php に直接書かず、コードをミニプラグインのように有効化・停止できることから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

Code Snippetsについては、最新バージョンリリース以降脆弱性は見つかっていないこと、過去脆弱性が見つかった際には迅速に対応されていることから、2026年4月1日現在、最新バージョンを使用している限りはセキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

Code Snippetsのバージョン情報に関するポイント

Code Snippetsは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年4月1日現在、Code Snippetsの最新バージョンは3.9.5であり、WordPress 6.9.4までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであるため、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

Code Snippetsのバージョン情報

2026年4月1日現在での、Code Snippetsのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
3.9.5 2026年2月5日 サポート中 CVE-2026-1785
3.9.4 2026年1月14日 2026年2月5日
3.9.2 2025年11月17日 2025年12月3日 CVE-2025-13035
3.6.0 2023年11月7日 2023年11月7日 CVE-2023-47666
2.14.4 2022年5月5日 2022年5月10日 CVE-2022-25617
2.14.3 2021年12月11日 2022年5月5日 CVE-2021-25008
2.14.0 2020年1月25日 2021年3月10日 CVE-2020-8417
2.7.0 2016年7月22日 2016年9月29日 Wordfence

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン3.9.4までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン3.9.4以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

Code Snippetsの脆弱性情報

Code Snippetsの最新バージョンは3.9.5であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、Code Snippets 3.9.4以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください

Code Snippets自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2026-1785
CVE-2026-1785 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・Code Snippets 3.9.4までのバージョン ・Code Snippets 3.9.5
CVE-2025-13035
CVE-2025-13035 Detail
CVSS v3
8.0 (重要)
・Code Snippets 3.9.1までのバージョン ・Code Snippets 3.9.2
CVE-2023-47666
JVNDB-2023-018038
CVSS v3
8.8 (重要)
・Code Snippets 3.5.0までのバージョン ・Code Snippets 3.6.0
CVE-2022-25617
CVE-2022-25617 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・Code Snippets 2.14.3までのバージョン ・Code Snippets 2.14.4
CVE-2021-25008
CVE-2021-25008 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・Code Snippets 2.14.2までのバージョン ・Code Snippets 2.14.3
CVE-2020-8417
JVNDB-2020-001667
CVSS v3
8.8 (重要)
・Code Snippets 2.13.3までのバージョン ・Code Snippets 2.14.0
Wordfence CVSS v3
6.1 (警告)
・Code Snippets 2.6.1までのバージョン ・Code Snippets 2.7.0

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVE番号が採番されていない脆弱性情報については、Wordfenceの情報を掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

Code Snippetsのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、Code Snippetsは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、Code Snippets自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。