- SERVICE
セキュアな Web サイト制作サービス
- WORKS
- ABOUT US
- NEWS & COLUMN
- IR
- RECRUIT
皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
本記事はDisable Commentsのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年4月2日に執筆しています。
Disable Commentsは、WordPressサイトにおいて、投稿ページ、固定ページ、メディアなどのコメントを、サイト全体または投稿タイプ単位で無効化することで、スパム抑止や既存コメント削除を支援するプラグインであり、WPDeveloper社によってサポートされています。
WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは100万以上、総ダウンロード数は3177万回以上を計測しており、世界的にも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。
一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にDisable Commentsの脆弱性は過去見つかっており、迅速に対応されています。
この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Disable Commentsの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Disable Comments自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。
少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
前述の通り、Disable Commentsは、WordPressサイトにおいて、投稿ページ、固定ページ、メディアなどのコメントを、サイト全体または投稿タイプ単位で無効化することで、スパム抑止や既存コメント削除を支援するプラグインであり、マルチサイト対応に加え、WP-CLI、XML-RPC、REST API経由の制御にも対応していることから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。
一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。
Disable Commentsについては、最新バージョンリリース以降脆弱性は見つかっていないこと、過去脆弱性が見つかった際には迅速に対応されていることから、2026年4月2日現在、最新バージョンを使用している限りはセキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。
Disable Commentsは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。
2026年4月2日現在、Disable Commentsの最新バージョンは2.6.2であり、WordPress 6.9.4までテストされています。
通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであるため、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。
2026年4月2日現在での、Disable Commentsのバージョン情報は次の通りです。
| バージョン | リリース日 | サポート期限 | 修正された脆弱性 |
| 2.6.2 | 2026年1月20日 | サポート中 | - |
| 2.6.1 | 2025年12月2日 | 2026年1月20日 | - |
| 2.6.0 | 2025年11月5日 | 2025年12月2日 | - |
| 1.0.4 | 2014年3月31日 | 2014年4月15日 | CVE-2014-2550 |
| 1.0.3 | 2013年12月12日 | 2014年3月31日 | - |
※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン2.6.0までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョン(1.0.4)及び脆弱性の影響を受ける最終バージョン(1.0.3)を追記しています。
※バージョン1.0.3以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。
Disable Commentsの最新バージョンは2.6.2であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。
また、Disable Comments 1.0.3以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください(なお、公式のchangelogでは、バージョン1.3.1において、「潜在的なセキュリティ問題の除去」と記載されていますが、この項目に対応するCVE番号は見つかりませんでした)。
Disable Comments自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。
| 脆弱性情報 | 深刻度 | 影響を受けるバージョン | 修正されたバージョン |
|
CVE-2014-2550 CVE-2014-2550 Detail |
CVSS v3 8.8 (重要) |
・Disable Comments 1.0.3までのバージョン | ・Disable Comments 1.0.4 |
※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVE番号が採番されていない脆弱性情報については、Wordfenceの情報を掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。
前述のように、Disable Commentsは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。
しかしながら、Disable Comments自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。
taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2026年4月2日執筆