【2026年4月版】reCAPTCHA for MW WP Formのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はreCAPTCHA for MW WP Formのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年4月21日に執筆しています。

reCAPTCHA for MW WP Formは、WordPressサイトのフォームプラグインであるMW WP FormでGoogle reCAPTCHA v3を使えるようにするアドオンであり、Masahiro NAKASHIMAさんによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは3万以上、総ダウンロード数は12万回以上を計測しており、一定の使用者を有するアドオンであると言ってよいでしょう。

一方で、使用者が多いアドオンほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、reCAPTCHA for MW WP Formの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、reCAPTCHA for MW WP Form自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

reCAPTCHA for MW WP Formとは

前述の通り、reCAPTCHA for MW WP Formは、Masahiro NAKASHIMAさんが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けアドオンであり、フォームプラグインであるMW WP FormでGoogle reCAPTCHA v3を使えるようにできます。

無料版であっても、MW WP Formに不足しがちなreCAPTCHA v3連携を手早く補えることから、一定の使用者を有するプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

reCAPTCHA for MW WP Formについては、2026年4月21日現在、MW WP Form自体の開発が停止され、必要最低限のメンテナンスリリースのみのサポートとなっていることから、積極的なバージョンアップがされているとは言い難い状況にありますが、最新バージョンでは脆弱性が確認されていませんので、最新バージョンを使用している限りにおいては、reCAPTCHA for MW WP Form自体のセキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

一方で、前提となるMW WP Formについては、CVE-2026-5436、CVE-2026-4347などが公表されており、最新バージョンである5.1.2にアップデートしておく必要があります。
※コラム「MW WP Formのバージョンと脆弱性情報」参照

reCAPTCHA for MW WP Formのバージョン情報に関するポイント

reCAPTCHA for MW WP Formは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年4月21日現在、reCAPTCHA for MW WP Formの最新バージョンは1.1.7であり、WordPress 6.5.8までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

reCAPTCHA for MW WP Formのバージョン情報

2026年4月21日現在での、reCAPTCHA for MW WP Formのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
1.1.7 2024年5月9日 サポート中 -
1.1.6 2024年4月15日 2024年5月9日 -
1.1.5 2024年4月15日 2024年4月15日 -
1.1.4 2024年4月15日 2024年4月15日 -
1.1.3 2024年4月11日 2024年4月15日 -
1.1.2 2023年10月23日 2024年4月11日 -
1.1.1 2022年4月14日 2023年10月23日 -
1.1.0 2022年1月19日 2022年4月14日 -
1.0.2 2021年4月23日 2022年1月19日 -
1.0.1 2020年6月17日 2021年4月23日 -
1.0.0 2020年6月17日 2020年6月17日 -

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。

reCAPTCHA for MW WP Formの脆弱性情報

reCAPTCHA for MW WP Formの最新バージョンは1.1.7であり、当社が把握している限り、同アドオン自体の脆弱性情報が公表されたことはありません。

一方で、前提となるMW WP Formについては、CVE-2026-5436、CVE-2026-4347などが公表されており、最新バージョンである5.1.2にアップデートしておくことを推奨いたします。
※コラム「MW WP Formのバージョンと脆弱性情報」参照

reCAPTCHA for MW WP Formのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、reCAPTCHA for MW WP Formは人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、reCAPTCHA for MW WP Form自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。