Memories...

里山は大寒波に襲われ川も凍り、流れが消えました。
公道は夜中も除雪車が行き来し、塩、砂を撒き安全な道の確保に努めてくれていますが、
毎日のように外出危険警報が出されています。正直なところ運転は怖いです。

そんな中、出汁昆布を水で軽く戻し、鰹、ジャコの出汁に酒、みりん、鷹の爪を加え、
好みのピリ辛に煮込み、「昆布の佃煮」を作ってみました。

実は「酒」の「つまみ」が欲しくて昆布の佃煮を作りました。が、
話はこれからで、「酒」といえば、確か佐渡に五つの酒蔵がありますよね・・・
かなり昔ですが、その内の一つ、「真野鶴」の酒蔵を訪ねた折の話です。

何と蔵元のお婆さんが、店内で「酒粕」を火鉢で焼いておられ、それを新酒と一緒頂き、
とっても美味しかった事を寒い里山で懐かしく思い出しています。
ちょうど今頃の季節だったと思いますが・・・今でも感謝の「良い思い出」です。

佐渡は五つの蔵の「酒」の味が楽しめ、まして「酒粕」の味の違いを得られるのは最高の魅力ですよね・・・
「酒」そのものはこの銘柄、でも「酒粕」はこの銘柄が好みとか・・・?
特に寒い夜の美味しい「粕汁」は格別です。

いつまでも、美味しいお米、清い水が、
「佐渡の美味」の為に収穫を・・・遠くから祈っています。