The lunch box..

山寺では二〜三日前から蛍が飛び交い、ハナミズキも綺麗に咲きました。が、
カンゾウは未だ蕾のままで開花はもう暫くお預けです。
佐渡・大野亀のカンゾウは綺麗に咲き誇っている頃でしょうね。

何年も前になりますが、“何よりも佐渡が大好き・・・”と自称される知人に
この季節に佐渡を案内していただきました。地球の反対側ぐらい離れたこの山寺にも
多く自生するカンゾウを目の前にし、気候環境が同じなのかな〜と、
よく分からないまま、あまりの美しさに自分を忘れていました。

ですが、今回は「目の保養」だけでなく、
波の音、潮の香り、柔らかい光の時空で頂いた「弁当」のお話で、
海、山、野が一杯詰まった佐渡産の「五目弁当」でした。
どの料亭の「味」よりも美味しく頂いた事を思い出しています。

これはワイオミング州のある牧場で「パックランチ」と呼ばれる手作りの
サンドウィッチと飲み物をサドルバックに入れ、
これから馬で山奥の渓流へ釣りに出かける前の写真です。
生の空気&清流の音のみの中で頂く「ランチ」の美味しさも格別です。

山寺から離れ時折ハイキングに出掛け、「おにぎりとお漬物」のみですが、
キャッツキルの湖畔での昼食も何とも言えない味わいです。

自然の中で頂く食事は何でこんなに美味しいのか?
その度に思うのですが、手の平にある「弁当」以外、他に選択肢が無い・・・、
いやー、自然が五感へ良い刺激を与えてくれ「味」を良くしてくれるのか?
いやー、子供の頃のお母さんの手作り「弁当」を思い浮かべるのか・・・?

いずれにしろ、美味しく頂ける「弁当」と自分の健康に感謝です。