Training at the Office and in the Kitchen - 職場でも家でも頑張り屋さん -

春菜さんの両親は、春の鮮やかな黄色い菜の花のように彼女が素朴でかわいらしい子に育ってほしいという願いを込めて、名前に使う漢字を選んだそうです。春菜さんは父親の仕事の関係で、福島や宮城などさまざまな場所で暮らしてきましたが、佐渡に来る直前は新潟市にいました。

2023年1月のtaneCREATIVE入社前、春菜さんはコンビニエンスストアで棚卸しをしたり、工場のデータ入力をしたり、ソフトウェア会社の電話サポートをしたりしていました。「ソフトウェア会社で勤めている間、プログラマー同士の会話を何度も聞いて、ITに興味を持つようになりました」と彼女。そんな折、新潟市の職業訓練キャリアアップ講座の存在を偶然知り、受講を決めたのです。

春菜さんは現在、制作運営部内で、フロントエンドエンジニアの仕事をしています。クライアントのリクエストを窓口担当者から伝えられ、新しいテキストやビジュアルを使ったりしてウェブサイトを更新します。更新の頻度は、お客様によって頻繁に必要だったり少なくて良かったりするそうです。「更新内容はテキストの修正がほとんどですね。スケジュールの変更やイベント情報等の作業も多いです。ウェブサイトの内容をできるだけ最新の状態に保つために、写真やビデオも更新します」と春菜さんは言います。

ウェブサイトの更新作業等を行って、クライアントからOKをいただくことができると春菜さんは嬉しいそうです。「でも、私にはまだ学ばなければならないことが沢山あります。経験不足が原因でタスクを完遂できないことがあるとストレスを感じます。」仕事の環境については一つ願いがあるそうです。「昼食を食べる場所が今のところ自分のデスクか車の中しかないので、休憩室があったら皆喜ぶと思います!」

休憩と言えば、春菜さんのリフレッシュ方法はドラマを見たり、ゲームをしたりすることです。「気分転換できます!」休日には独学で料理を勉強しています。「試したいレシピを見つけて作ってみます。先日、とても美味しい肉じゃがが出来ました。麵つゆを加えることが秘訣です」と春菜さん。

カラオケに行くと、クラムボンの「シカゴ」という曲を歌います。よく飲む飲み物は、爽やかなグレープフルーツサワーだそうです。まだ佐渡に来たばかりなので、レストランめぐりや観光する機会は多くないようですが、「焼とりやじまで頂いた佐渡牛は思い出に残っています。そして、ケーキハウスバニラのスイーツはどれも、いつも印象に残りますね」と春菜さんは言います。

春菜さんの現時点での佐渡でお気に入りの場所は、特に夕日が美しい七浦海岸です。5月に河原田本町オフィスに来た佐和田鬼太鼓の門付けがとても楽しかったので、また楽しいことを探しているそうです。「近いうちに佐渡島内での音楽フェスティバルに行ってみたいと思っています。」

Q&A

Q. 佐渡について皆様に伝えたいことは?
A. 車は必須ですが、思っていたよりも住みやすいです。自然も豊かで、佐渡に来てから季節の移り変わりをより感じるようになりました。

Q. もし1日だけ誰かになれるとしたら?
A. 柴犬になって、実家にいる柴犬(ちいちゃん)とおしゃべりしてみたいです。

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

Voices from Tane on Sado Island 執筆者

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

アメリカのアイオワ州生まれ育ち。
大学いろいろ(ロンドンやニュージャージー)、
仕事もいろいろ(学校教員やHello Terakoya英会話教室社長)。
1999年、佐渡島に来ました。
お百姓さんと子供と動物たちと暮らす。