【2025年12月版】Intuitive Custom Post Order のバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はIntuitive Custom Post Orderのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2025年12月4日に執筆しています。

Intuitive Custom Post Orderは、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプ・タクソノミーなどの並び順を、管理画面上でドラッグ&ドロップ操作によって直感的に変更できるプラグインであり、日本のhijiriさんによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは40万以上、総ダウンロード数は290万回以上を計測しており、世界的に人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にIntuitive Custom Post Orderの脆弱性は過去見つかっており、迅速に対応されています。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Intuitive Custom Post Orderの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Intuitive Custom Post Order自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

Intuitive Custom Post Orderとは

前述の通り、Intuitive Custom Post Orderは、hijiriさんが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプ・タクソノミーなどの並び順を、管理画面上でドラッグ&ドロップ操作によって直感的に変更できるプラグインです。

コード編集やテンプレート調整を必要とせず、管理画面から簡単に並び替えができること、軽量でトラブルが少ない安定性から、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

Intuitive Custom Post Orderについては、定期的にバージョンアップされており、かつ最新バージョンにおいて脆弱性が見つかっていないことから、2025年12月4日現在、セキュリティ面での問題はないと考えております。

Intuitive Custom Post Orderのバージョン情報に関するポイント

Intuitive Custom Post Orderは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

なお、一部の古いバージョンでは4桁目の数字が追加されていますが、これはセマンティックバージョニングの定義に従ったビルドメタデータやプレリリースではなく、追加の修正や同一日に複数のリリースを行った際に適用される、独自のバージョニング方式であると考えられます。

2025年12月4日現在、Intuitive Custom Post Orderの最新バージョンは3.2.0であり、WordPress 6.8.3までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

Intuitive Custom Post Orderのバージョン情報

2025年12月4日現在での、Intuitive Custom Post Orderのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
3.2.0 2025年9月16日 サポート中 セキュリティ強化
3.1.5.1 2024年7月25日 2025年9月16日
3.1.5 2023年12月21日 2024年7月25日 CVE-2023-1016
3.1.4.1 2023年2月27日 2023年12月21日
3.1.4 2023年2月14日 2023年2月27日 Wordfence
CVE-2022-4386
CVE-2022-4385

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン3.1.4までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン3.1.4.1以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

Intuitive Custom Post Orderの脆弱性情報

Intuitive Custom Post Orderの最新バージョンは3.2.0であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、Intuitive Custom Post Order 3.1.4.1以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへのアップデートをお勧めします

Intuitive Custom Post Order自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2023-1016
JVNDB-2023-026709
CVSS v3
7.2 (重要)
・Intuitive Custom Post Order 3.1.4.1までのバージョン ・Intuitive Custom Post Order 3.1.5
Wordfence CVSS v3
4.3 (警告)
・Intuitive Custom Post Order 3.1.3までのバージョン ・Intuitive Custom Post Order 3.1.4
CVE-2022-4386
JVNDB-2022-019725
CVSS v3
4.3 (警告)
・Intuitive Custom Post Order 3.1.3までのバージョン ・Intuitive Custom Post Order 3.1.4
CVE-2022-4385
JVNDB-2022-019726
CVSS v3
4.3 (警告)
・Intuitive Custom Post Order 3.1.3までのバージョン ・Intuitive Custom Post Order 3.1.4

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。CVEの採番がされていない脆弱性情報については、Wordfenceへのリンクを掲載してあります。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

Intuitive Custom Post Orderのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、Intuitive Custom Post Orderは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、Intuitive Custom Post Order自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、Intuitive Custom Post OrderとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。