【2026年10月版】Aurora Heatmapのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

この記事は、Aurora Heatmapのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年10月19日に改訂しています。

Aurora Heatmapは、WordPressサイト上のクリック、スクロール、マウス移動などのユーザー行動を可視化できるヒートマップ系プラグインであり、r3098さんによって開発・サポートされています。

本来、このコラムは、企業のWeb担当の皆様に向けて、いわゆる人気プラグイン(最低でもアクティブインストール10万以上)の概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、当該プラグインを安心して使用していただくことを目的としていますが、Aurora Heatmapは、アクティブインストール1万以上、総ダウンロード数37万回以上と、現時点ではこの基準に達していません。

しかしながら、ちほうタイガーが個人的に注目をしており、またtaneCREATIVEとしても検証を始めておりますので、この記事を執筆・更新していくことで、Aurora Heatmapを安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

Aurora Heatmapとは

前述の通り、Aurora Heatmapは、r3098さんによって開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressサイト上でのユーザー行動を可視化できるヒートマッププラグインです。

無料版でも、PC・モバイルそれぞれのクリック位置をヒートマップで確認できること、PV数や解析ページ数の制限がなく、外部解析サービスへの登録や計測タグの手動設置を必要とせず、WordPress内で分析を完結できることから、一定の人気を有するプラグインです。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

Aurora Heatmapについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年10月19日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。

ただし、直近1年間でも、脆弱性対応が発見・公表されていることから、Aurora Heatmapをご利用になられている場合には、最新バージョンをご利用になられているか定期的に確認されることを推奨いたします。

Aurora Heatmapのバージョン情報

2026年10月19日現在、Aurora Heatmapの最新バージョンは1.7.3であり、WordPress 7.1.3までテストされています。

WordPressプラグインの多くでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

なお、バージョン情報は次の表の通りですが、Aurora Heatmapでは旧バージョンごとの公式EOLは公表されていません。

バージョン リリース日 修正された脆弱性
1.7.3 2026年9月25日 CVE-2026-94154
1.7.2 不明 -
1.3.0 2019年12月12日 WordPress.org

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン1.7.2までを掲載しています。また、それ以外のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン1.7.2以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

Aurora Heatmapの脆弱性情報

Aurora Heatmapに関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2026-94154
CVE-2026-94154 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・Aurora Heatmap 1.7.2までのバージョン ・Aurora Heatmap 1.7.3

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v4に基づいていますが、CVSS v4でスコアリングされていない場合にはCVSS v3に基づいて、CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値は米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠していますが、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報については、NVDでCNA(CVE採番機関)として掲載されているスコアを、NVDに情報がない場合にはWordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

Aurora Heatmapのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、Aurora Heatmapは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、Aurora Heatmap自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、Aurora HeatmapとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。