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セキュアな Web サイト制作サービス
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皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
本記事は、Pz-LinkCardのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年1月28日に執筆しています。
Pz-LinkCardは、WordPressの記事内にURLを貼るだけで、リンク先ページのタイトル・抜粋・サムネイル画像などを自動取得し、カード型リンクとして表示できるプラグインであり、ぽぽろんさんによって開発・サポートされています。
WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは2万以上、総ダウンロード数は69万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。
一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にPz-LinkCardの脆弱性は過去見つかっており、迅速に対応されています。
この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Pz-LinkCardの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Pz-LinkCard自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。
少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
前述の通り、Pz-LinkCardは、ぽぽろんさんが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressの記事内にて、ショートコードでURLを指定することで、記事の中のリンクをカード形式で表示できるプラグインです。
URLを貼るだけでカード生成され、テーマ依存が少なく、CSSカスタマイズも容易であること、個人開発ながら長年メンテナンスが継続されており、WordPress本体の更新にも対応してきた実績があることから、人気があるプラグインです。
一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。
Pz-LinkCardについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年1月28日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、セキュリティ面で致命的な問題が生じている状況ではないと判断しています。
Pz-LinkCardは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、通常は、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンと呼ばれます(4桁目があるケースもありますが、こちらは軽微な修正を表す独自バージョンであると考えられます)。
2026年1月28日現在、Pz-LinkCardの最新バージョンは2.5.8であり、WordPress 6.8.3までテストされています。
通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。
2026年1月28日現在での、Pz-LinkCardのバージョン情報は次の通りです。
| バージョン | リリース日 | サポート期限 | 修正された脆弱性 |
| 2.5.8 | 2025年11月30日 | サポート中 | - |
| 2.5.7.2 | 2025年10月5日 | 2025年11月30日 | - |
| 2.5.7.1 | 2025年10月4日 | 2025年10月5日 | - |
| 2.5.7 | 2025年9月15日 | 2025年10月4日 | CVE-2025-8594 |
| 2.5.6.5 | 2025年7月15日 | 2025年9月15日 | - |
| 2.5.3 | 2024年3月18日 | 2024年3月25日 |
CVE-2024-0677 CVE-2024-0673 CVE-2024-0672 CVE-2023-47790 |
| 2.4.5.3 | 2022年6月6日 | 2022年6月12日 | CVE-2021-25012 |
※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン2.5.6.5までを掲載しており、2.5.6.5未満については脆弱性が修正されたバージョンだけを掲載しています。
※バージョン2.5.6.5以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。
Pz-LinkCardの最新バージョンは2.5.8であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。
また、Pz-LinkCard 2.5.6.5以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください。
Pz-LinkCard自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。
| 脆弱性情報 | 深刻度 | 影響を受けるバージョン | 修正されたバージョン |
|
CVE-2025-8594 CVE-2025-8594 Detail |
CVSS v3 6.4 (警告) |
・Pz-LinkCard 2.5.6.5までのバージョン | ・Pz-LinkCard 2.5.7 |
|
CVE-2024-0677 JVNDB-2024-021354 |
CVSS v3 5.1 (警告) |
・Pz-LinkCard 2.5.1までのバージョン | ・Pz-LinkCard 2.5.3 |
|
CVE-2024-0673 JVNDB-2024-021270 |
CVSS v3 6.1 (警告) |
・Pz-LinkCard 2.5.1までのバージョン | ・Pz-LinkCard 2.5.3 |
|
CVE-2024-0672 JVNDB-2024-021248 |
CVSS v3 7.1 (重要) |
・Pz-LinkCard 2.5.1までのバージョン | ・Pz-LinkCard 2.5.3 |
| CVSS v3 6.1 (警告) |
・Pz-LinkCard 2.4.8までのバージョン | ・Pz-LinkCard 2.5.3 | |
| CVSS v3 6.1 (警告) |
・Pz-LinkCard 2.4.4.4までのバージョン | ・Pz-LinkCard 2.4.5.3 |
※脆弱性情報については、修正されたバージョンの順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。
前述のように、Pz-LinkCardは人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。
しかしながら、Pz-LinkCard自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。
taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、Pz-LinkCardとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2026年1月28日執筆