Mist & fog...

山里の風景に残る色は笹と松の緑のみに
なってしまいました。
木の葉が無くなると遠くの山並みが姿を表します。

秋虫の泣き声も無くなり、初冬の突風もまだ吹かず、
川の上空には「靄」&「霧」が立ち上ります。
まるで雲が空から谷間にふんわり降りたか・・・の様子です。

すっかり時の流れも忘れ、
ただぼーっと風も無いのに時折枯葉が舞い落ちる姿を眺めています。
「静寂な時空」そのものです。

この自然の舞台が、音楽公演での曲と曲の「間」・・・
あの静けさが、音楽そのものの素晴らしさを教えてくれる、
そんな感じを受けています。

僕はこの「間」が大好きです。