The Food and Fun Guy - 佐渡を美味しく、楽しく -

岩手県出身の洋平さんは、名前に太平洋と同じ漢字があります。両親は「海のように広く、分け隔てなく人と接することができるように」との思いを込めたそうです。子供の頃、溺れそうになった事があるため泳ぐのは苦手なのですが、海が見える風景は好きだそうです。

管理部の新メンバーの一人、洋平さんは、taneCREATIVEが発行する全ての請求書をチェックし、給与計算も手伝います。ボーナスを計算することも重要な仕事のひとつです。公平性を保てるようなボーナスの計算方法を新しく考案したそうです。「一番会社の利益に貢献した人に一番多くボーナスが支払われます。どうすれば皆に納得してもらえるかを考えました」と洋平さんは話しています。

地方新聞社で15年間記者をしていた洋平さん。3年前に佐渡に転勤で来ていた時、ワイフと出会ったそうです!結婚した後記者を辞め、佐渡に移住してtaneCREATIVEに入社しました。

「この会社で働いていて良かったと思うのは、ちゃんと休みが取れることです」と洋平さんは言います。「新聞社に勤めていた時は家に帰って来た後でもニュースを追いかけなければなりませんでした。」でも、アナログな世界を好む洋平さん、デジタルで全てをこなさなければならないtaneCREATIVEの仕事にまだ慣れないようです。「皆さんに助けて頂くことが多いですね!」

もし職場環境をどこか変えられるとしたら、洋平さんはtaneCREATIVEに休憩室が欲しいそうです。「今は車の中で昼食を食べて休憩していますが、夏になったらそれも無理になります。お弁当を食べながら、ちょっとゆっくりできる場所があると良いですね。」社長様、木の下にピックニックテーブルを置いてみたらどうでしょうか?蚊帳も必要になるかもしれませんね。

カラオケでは洋平さんは郷ひろみの曲を好んで歌います。「声が似ていると言われるんですよ!」「郷さんはダンスもお上手なので、私もいつかそんなふうになりたいと思っています。」

洋平さんがおすすめしたい佐渡の食べ物は4つあります。柿、カニ、イカ、それから南蛮エビだそうです。「ちなみに佐渡に来るまでは、どれも好きではありませんでした。」

洋平さんからレストランも二つご紹介。ひとつ目は、リニューアルオープンした元祖海辺の「焼きとりやじま」(通称:はまやじ)で、彼はオープンを楽しみに待っていました。「あそこのマスターはとても楽しいんですよ。一人で飲みに行って、バーカウンターに座るのが好きなんです。」マスターや他のお客さんとのおしゃべりが洋平さんのリフレッシュ方法のようです。もう一軒彼のおすすめのお店は、畑野の「四季菜割烹 伝」です。「ここのお刺身は格別なので、新潟に住んでいた時も通っていたほどです!」と洋平さん。

洋平さんが佐渡でやってみたいことは山登りと滝めぐりです。今年の夏は佐渡あてびキャンプ場でテントを張るのを楽しみにしているそうです。でも佐渡での一番お気に入り場所は「ドンデン高原ロッジ」です。「3年前、はまやじのマスターがバーベキューを開いてくれて、それが忘れられません。新潟市の夜景まで見えるんですよ」と洋平さんは楽しそうに話してくれました。

Q&A

Q. 佐渡で一番好きなお祭りは何ですか?
A. 羽茂まつりのつぶろさしが最高に面白いです!

Q. 佐渡について皆様に伝えたいことは?
A. 佐渡の人々は優しいので、知らない人とも仲良くなれます。全然寂しくないですよ。

Q. もし1日だけ誰かになれるとしたら?
A. トキになります。大勢の人にアイドルのように見られる事はどんな気持ちかを知りたいです。

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

Voices from Tane on Sado Island 執筆者

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

アメリカのアイオワ州生まれ育ち。
大学いろいろ(ロンドンやニュージャージー)、
仕事もいろいろ(学校教員やHello Terakoya英会話教室社長)。
1999年、佐渡島に来ました。
お百姓さんと子供と動物たちと暮らす。