The Trapeze Artist - バランスの達人 -

「ゆい」と言う名前は昔から人気があります。2019年になっても「結」という字は日本で3番目に人気のある名前に入っていました。翌年はランクダウンしましたが、それでも人気のある名前トップ100に残っています。taneCREATIVEの由依さんのお父様は決して流行に乗ったのではなく、娘の名前に当時人気だった"結 "とは違う漢字を選びました。「由」は自由、「依」は頼もしいという意味があるそうです。

佐渡に戻ってきた後、2016年にtaneCREATIVEに入社した由依さん。京都の大学を卒業後関西でキャリアをスタートさせ、主に経理の仕事をしていたそうです。「そんな中、2015年に知人から、仕事をしながらWebデザインを勉強するワークスタディプログラムをやってみないかと誘われました。」この経験の後、由依さんは佐渡に帰郷することになり、それがtaneCREATIVEの採用時期と重なって、その誘いはパーフェクトなタイミングとなったのでした。

由依さんは、育児休暇を含め、制作運営部で働きはじめてから6年になります。ホームページの文字や画像の調整など、クライアントからの依頼を受けて保守をしています。特に青を基調としたバナー制作を楽しんでいるそうです。「寒色系の方がバランスが取りやすいので、好きなんです。」

「仕事の醍醐味は、田舎でくつろぎながら、広く多様なウェブに繋がれることです」と由依さんは言います。「佐渡でも、いろんな面白いことをしている人がたくさんいるんですよ。」でも田舎でリラックスできても、一日中パソコンとにらめっこしていると目が疲れたり、肩が凝ったりしますよね。「肉体的な疲れを軽減するために、仕事以外の時間は画面から離れるようにしています。」

仕事の疲れを癒したい時は、由依さんは2人のまだ小さいお子さんと一緒に遊びます。でも逆に家族から少し離れてリラックスしたい時は仕事に来ます。このバランス感覚は、外で働く母親なら誰もが知っていることですね!

休日は散歩やドライブなど、外に出るのが好きな由依さん。佐渡のお気に入りのスポットはドンデン山なのですが、ハイキングができる山ならどこでも良さそうです。由依さんは佐渡の魚、特に創作料理「割烹 ごしま」の魚がおすすめです。「魚は焼いたり、煮たり、刺身にしたりと、いろいろな調理法があります。佐渡の魚は、どんな調理法でも新鮮でおいしいですよ!」

Q&A

Q. 佐渡で一番好きなお祭りは何ですか?
A. 鬼太鼓がある祭りはすべて好きです。

Q. 佐渡について皆様に伝えたいことは?
A. 佐渡はのんびりしている所で、山も海もあります。でも、案外便利なところもあります。ちょうど良いです。

Q. もし1日だけ誰かになれるとしたら?
A. 自分の子供になってみたいです。先入観を全て取り払って一日過ごしてみたいです。

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

Voices from Tane on Sado Island 執筆者

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

アメリカのアイオワ州生まれ育ち。
大学いろいろ(ロンドンやニュージャージー)、
仕事もいろいろ(学校教員やHello Terakoya英会話教室社長)。
1999年、佐渡島に来ました。
お百姓さんと子供と動物たちと暮らす。