Work-Life Navigator - ワーク・ライフ・バランスの実践者 -

他の多くの親と同じように、駿さんの両親は人生での成功を願い、息子の名前に「駿」という漢字を選びました。出身は佐渡市吉岡地区です。

駿さんがtaneCREATIVEに来てから七年目になり、今は制作運営部のリーダーです。ウェブデザイナーとして、自分がデザインしたウェブサイトがさまざまなデバイスやインターフェイス上で使いやすく魅力的に見えるように日々尽力しています。サイトの見た目を大切にするはもちろんですが、実は一番大切にしていることは、使いやすいナビゲーションと分かりやすい情報だそうです。「見た目がカッコ良くても、必要な情報を見つけにくかったり大事なことをユーザーに伝えることができていなかったりしたら、そのサイトの意味がなくなってしまいます」と駿さんは言います。

「この仕事の良いところは、たくさんの人がスマートフォンやラップトップで見て、使っていただく物を作って、役に立てる感じがするところです。」でも、出来上がるまではもちろん時間とエネルギーが必要です。デザインはコーディングとはまた違う目線があるので、どうするのがベストなのか答えが出ない時もよくあるそうです。「自分なりに頑張っても、クライアントのイメージと合わなかったり、自分ではない誰か別の人ならもっとうまくできるんじゃないかというプレッシャーも感じたりすることもあります」と駿さんは言います。

子供のころから絵を描くことが好きだった駿さんはずっと、アートに関係がある仕事をしたいと思っていました。taneCREATIVEに来る前は色々なことを試し、発電所のエンジニアや介護職員もやってきました。最近では農業への興味も大きくなって、taneを辞めないといけないと思った時期がありました。でも、どちらも出来ることになり、駿さん自身はもちろん、taneのみんなも喜んでいます。駿さんは同僚の金子さんとハチミツを作るのも楽しんでいます。

休日は、ハチさんたちの様子を見に行ったり、二歳の息子さんとトミカで遊んだり、お散歩に行ったりして過ごしています。もし一日誰かになれるとしたら、可愛い息子さんになってみたいそうです!

好きな飲み物はコーラですが、仕事中の疲れを取りたい時は夕深さんがみんなのために作ってくれるブラックコーヒーに頼っています。カラオケに行く時や音楽を聴きたい時は猿岩石の「白い雲のように」が定番だそうです。

Q&A

Q. 佐渡でお気に入りのスポットはどこですか?
A. 11月初旬~中旬頃の紅葉山は特にきれいですよ。

Q. 佐渡で一番面白いお祭りは何ですか?
A. やっぱり、地元の鬼太鼓がベストですね。鬼を踊るのもやったことがあります。

Q. 佐渡について皆様に伝えたいことは?
A. 佐渡ではワーク・ライフ・バランスがとりやすいと思います。オンオフスイッチはしっかり付けられるので、休みの日は本当に休めます。

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

Voices from Tane on Sado Island 執筆者

ネイティヴチェッカーへイクス・マリ Molly Marie Hakes

アメリカのアイオワ州生まれ育ち。
大学いろいろ(ロンドンやニュージャージー)、
仕事もいろいろ(学校教員やHello Terakoya英会話教室社長)。
1999年、佐渡島に来ました。
お百姓さんと子供と動物たちと暮らす。