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皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
この記事は、WordPressの各バージョンに対応するMariaDBのバージョン情報についてまとめたもので、2026年9月25日に改訂しています。
WordPressはウェブサイトやブログを作成、管理するためのオープンソースのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。
このWordPressは世界で最も利用されているCMSであり、W3Techsによれば、世界中のWebサイトの約40.2%がWordPressで構築されているとのことです。
一方で、世界で最も利用されているCMSであるからこそ、その脆弱性を悪用したサイバー攻撃の標的になりやすいという特徴も有しています。
このWordPressはMySQLまたはMariaDBのどちらかのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を選択する構成を採用していますが、MySQL・MariaDBにも脆弱性が発見されるため、WordPressのバージョンアップにあたっては、MySQL・MariaDBのバージョンアップをセットで検討する必要があります。
そこで、この記事では、企業のWeb担当者の皆様に向けて、WordPressの各バージョンと対応するMariaDBのバージョンについてご紹介したいと思います。
少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
WordPressはコンテンツ、ユーザー情報、設定、プラグインに関するデータを、データベースに保存・管理しており、データの取得、更新、削除などの操作をPHPからのSQLクエリを通じて実行しています。
そして、そのデータベースについては、MariaDB Foundationがサポートをしているオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)であるMariaDB ないしオラクル社がサポートをしているMySQLを選択する必要があります。
すなわち、MariaDB を選択した場合、WordPressやプラグインは、データベースソフトウェアであるMariaDBに依存している関係にあると言えます。
以上のように、WordPressとMariaDBには密接な関係性があるため、WordPressのバージョンアップにあたっては、MariaDBのバージョンアップとセットで計画・実施しなければならない場合があります。
WordPressの各バージョンに対応するMariaDBのバージョンは次の通りです。
本記事の対応表は、Make WordPress Hostingの「WordPress Compatibility」に掲載されている、各WordPressのリリース時期に関するMariaDBバージョンの参考情報と、最低動作要件をまとめたものです。WordPressコアが対応するMariaDBの全範囲や、現在の推奨構成を示すものではありません。
対応表に掲載されているMariaDBバージョンであっても、現在MariaDB公式のサポートが終了している場合は、本番運用では推奨できません。
また、テーマ・プラグイン・サーバー構成によっては個別の互換性確認が必要です。
| WordPressのバージョン | リリース時期の参考MariaDBバージョン (Hosting Handbook掲載値) |
最低限必要なMariaDBバージョン |
| 7.1 | MariaDB 10.11 / 11.4 / 11.8 / 12.3 | MariaDB 5.5.5~ |
| 7.0 | MariaDB 10.6 / 10.11 / 11.4 / 11.8 / 12.2 | MariaDB 5.5.5~ |
| 6.9 | MariaDB 10.6 / 10.11 / 11.4 / 11.8 / 12.1 | MariaDB 5.5.5~ |
| 6.8 | MariaDB 10.5 – 10.6 / 10.11 / 11.4 – 11.5 | MariaDB 5.5.5~ |
| 6.7 | MariaDB 10.5 – 10.6 / 10.11 / 11.4 – 11.5 | MariaDB 5.5.5~ |
| 6.6 | MariaDB 10.5 – 10.6 / 10.11 / 11.1から11.2 / 11.4 | MariaDB 5.5.5~ |
| 6.5 | MariaDB 10.4 – 10.6 / 10.11 / 11.0 – 11.3 | MariaDB 5.5.5~ |
| 6.4 | MariaDB 10.4から10.6 / 10.10 – 11.1 | MariaDB 5.5~ |
| 6.3 | MariaDB 10.4 – 10.6 / 10.9 – 11.0 | MariaDB 5.5~ |
| 6.2 | MariaDB 10.3 – 10.11 | MariaDB 5.5~ |
| 6.1 | MariaDB 10.3 – 10.6 | MariaDB 5.5~ |
| 6.0 | MariaDB 10.3 – 10.6 | MariaDB 5.5~ |
| 5.9 | MariaDB 10.2 – 10.6 | MariaDB 5.5~ |
| 5.8 | MariaDB 10.2 – 10.6 | MariaDB 5.5~ |
| 5.7 | MariaDB 10.2 – 10.5 | MariaDB 5.5~ |
| 5.6 | MariaDB 10.2 – 10.5 | MariaDB 5.5~ |
| 5.5 | MariaDB 10.2 – 10.5 | MariaDB 5.5~ |
| 5.4 | MariaDB 10.2 – 10.4 | MariaDB 5.5~ |
| 5.3 | MariaDB 10.2 – 10.4 | MariaDB 5.5~ |
| 5.2 | MariaDB 10.1 – 10.3 | MariaDB 5.5~ |
| 5.1 | MariaDB 10.1 – 10.3 | MariaDB 5.5~ |
| 5.0 | MariaDB 10.1 – 10.3 | MariaDB 5.5~ |
| 4.9 | MariaDB 10.0 – 10.2 | MariaDB 5.5~ |
| 4.8 | MariaDB 10.0 – 10.2 | MariaDB 5.5~ |
| 4.7 | MariaDB 5.5 – 10.1 | MariaDB 5.5~ |
※WordPress 4.6以下は、WordPress公式によるバックポートが終了しているため掲載していません。
※MariaDB 10.6については、Community(無料版)のEOLが2026年7月6日となっているため注意が必要です。
WordPressの脆弱性情報については、下記記事をご覧ください。
MariaDBのサポート期限と脆弱性情報については、下記記事をご覧ください。
前述のように、WordPressのバージョンアップにあたっては、MariaDBのバージョンアップとセットで計画・実施せねばならないことがあります。
一方で、一般的にWeb制作会社はWordPressについては得意ですが、MariaDBについて得意ではない場合があります。
taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されており、WordPress及びMariaDBの両方にノウハウと実績を有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2026年9月25日改訂
2026年5月22日改訂
2026年2月10日改訂
2025年5月16日改訂
2024年10月3日執筆