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セキュアな Web サイト制作サービス
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皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。
この記事は、Swiperのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年6月23日に改訂しています。
Swiperは、Webサイトに高性能なスライダーを実装できるJavaScriptライブラリであり、Vladimir Kharlampidi氏によって開発・サポートされています。
Swiperのアクティブインストール数などの情報は見つかっていませんが、slickと並び非常に利用されているライブラリであるという印象です。
一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にSwiperの脆弱性は過去見つかっており、Vladimir Kharlampidi氏によって対応されています。
この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Swiperの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Swiper自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。
少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
前述の通り、Webサイトに高性能なスライダーを実装できるJavaScriptライブラリであり、タッチ操作やマウス操作に対応し、カスタマイズ性と軽量性を兼ね備えていることから、近年多くのWebサイトで利用されています。
個人の開発者ではありますが、Swiperは定期的にアップデートされ、脆弱性が迅速に修正されているため、最新バージョンを使用している限りにおいて脆弱性リスクは少ないと考えておりますが、過去にはプロトタイプ汚染に関する脆弱性が報告されていることから、利用時には、公式リリース、GitHub Advisory、NVD等の情報を確認し、最新安定版への更新と動作検証を継続することが重要です。
公式サイトに直接的な記載はありませんが、Swiperは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。
2026年6月23日現在、Swiperの最新バージョンは12.2.0です。
通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)は最新パッチバージョンのみを対象としており、Swiperでも同様の対応が行われていると考えられます。
バージョン6.5.0以下には緊急レベルの脆弱性が存在する可能性がありますので、最新のパッチバージョンへのアップデートを実施してください。
2026年6月23日現在での、Swiperのバージョン情報は次の通りです。
| バージョン | リリース日 | サポート期限 | 修正された脆弱性 |
| 12.2.0 | 2026年5月28日 | サポート中 | - |
| 12.1.4 | 2026年4月30日 | 2026年5月28日 | - |
| 12.1.3 | 2026年3月25日 | 2026年4月30日 | - |
| 12.1.2 | 2026年2月19日 | 2026年3月25日 | CVE-2026-27212 |
| 12.1.1 | 2026年2月14日 | 2026年2月19日 | - |
| 6.5.1 | 2021年3月29日 | 2021年3月30日 | CVE-2021-23370 |
※上記の内容は、GitHubの情報を正として、バージョン12.1.1までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを追記しています。
※バージョン12.1.1以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。
Swiperの最新バージョンは12.2.0であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。
また、バージョン12.1.1以下をご使用の場合には、緊急レベルの脆弱性が存在する可能性がありますので、最新のパッチバージョンへのアップデートを強く推奨いたします。
なお、Swiper自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。
| 脆弱性情報 | 深刻度 | 影響を受けるバージョン | 修正されたバージョン |
| CVE-2026-27212 CVE-2026-27212 Detail |
CVSS v4 9.4 (緊急) |
Swiper 6.5.1から12.1.1までのバージョン | Swiper 12.1.2 |
| CVE-2021-23370 JVNDB-2021-005554 |
CVSS v3 9.8 (緊急) |
Swiper 6.5.0までのバージョン | Swiper 6.5.1 |
※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and
Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v4に基づいていますが、CVSS v4が採用される以前の脆弱性情報についてはCVSS v3ないしCVSS v2に基づいています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational
Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。NVDのスコアリングがされていない場合には、GitHub,Inc.等のスコアを記載しています。
※2024年に報告された CVE-2024-38997、CVE-2024-39000、CVE-2024-39853は、一部データベース上でSwiperと関連付けられて表示される場合がありますが、NVD等の記載では @adolph_dudu/ratio-swiper 0.0.2 に関する脆弱性として説明されています。本記事では、npmパッケージの脆弱性についてはswiper本体とは区別して扱います。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずJVN、NVD、GitHub,Inc.などの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。
前述のように、Swiperは人気のあるプラグインであり、Web制作の現場では、よくお世話になるプラグインです。
しかしながら、Swiper自体のバージョンアップをしようと思っても、JavaScriptの知識が必要であったり、作業が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。
taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、SwiperとJavaScriptについてもノウハウを有しています。
※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。
taneCREATIVEに所属する謎のトラ。
2026年6月23日改訂
2025年9月9日改訂
2024年11月27日執筆