【2026年10月版】WP Show Postsのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

この記事は、WP Show Postsのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年10月1日に改訂しています。

WP Show Postsは、WordPressに登録されている投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプを、一覧表示できるプラグインであり、Tom Usborneさんによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは7万以上、総ダウンロード数は61万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、WP Show Postsの概要並びに脆弱性情報及びその対応状況をご紹介いたします。
WP Show Postsを安全に運用していただく一助になれば幸いです。

WP Show Postsとは

前述の通り、WP Show Postsは、Tom Usborneさんが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressに登録されている投稿や固定ページ、カスタム投稿タイプを、条件指定で一覧表示できるプラグインです。

余計な機能を持たず、表示用途に特化した設計であり、テーマを選ばず使える汎用性と、CSSで自由にカスタマイズできる拡張性が両立されていることから、人気があるプラグインです。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

WP Show Postsについては、2024年4月16日にリリースされたバージョン1.1.6を最後に更新が行われていません。

しかしながら、2026年10月1日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。

ただし、WP Show Postsのサポートは、セキュリティサポートのみと公表されていることから、WP Show Postsをご利用になられている場合には、最新バージョンをご利用になられているか定期的に確認されることを推奨いたします。

WP Show Postsのバージョン情報

2026年10月1日現在、WP Show Postsの最新バージョンは1.1.6であり、WordPress 6.1.14までテストされています。

WordPressプラグインの多くでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

なお、バージョン情報は次の表の通りですが、WP Show Postsでは旧バージョンごとの公式EOLは公表されていません。

バージョン リリース日 修正された脆弱性
1.1.6 2024年4月16日 CVE-2023-6731
1.1.5 2024年2月26日 CVE-2024-1479
1.1.4 2023年1月10日 CVE-2022-4459

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン1.1.4までを掲載しています。
※バージョン1.1.5以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。
※WP Show Postsのサポートは、セキュリティサポートのみと公表されています。その為、今後もバージョンアップは脆弱性が見つかった場合のみである可能性があります。

WP Show Postsの脆弱性情報

WP Show Postsに関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2023-6731
CVE-2023-6731 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・WP Show Posts 1.1.5までのバージョン ・WP Show Posts 1.1.6
CVE-2024-1479
JVNDB-2024-020311
CVSS v3
5.3 (警告)
・WP Show Posts 1.1.4までのバージョン ・WP Show Posts 1.1.5
CVE-2022-4459
JVNDB-2023-003096
CVSS v3
5.4 (警告)
・WP Show Posts 1.1.3までのバージョン ・WP Show Posts 1.1.4

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v4に基づいていますが、CVSS v4でスコアリングされていない場合にはCVSS v3に基づいて、CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値は米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠していますが、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報については、NVDでCNA(CVE採番機関)として掲載されているスコアを、NVDに情報がない場合にはWordfenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

WP Show Postsのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、WP Show Postsは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、WP Show Posts自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WP Show PostsとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。