【2026年2月版】ShortPixel Image Optimizerのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事は、ShortPixel Image Optimizerのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年2月4日に執筆しています。

ShortPixel Image Optimizerは、WordPress向けの画像最適化プラグインであり、ID SCOUT SRLによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは30万以上、総ダウンロード数は1838万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にShortPixel Image Optimizerの脆弱性は過去見つかっており、対応されています。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、ShortPixel Image Optimizerの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、ShortPixel Image Optimizer自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

ShortPixel Image Optimizerとは

前述の通り、ShortPixel Image Optimizerは、ID SCOUT SRLが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向け画像最適化プラグインです。
WordPressサイトに画像圧縮機能を手軽に導入でき、月ごとに付与されるクレジットの範囲内で、ShortPixelの外部APIを利用した自動画像最適化を実行できます。

アップロード時の自動圧縮に加え、既存画像の一括最適化にも対応しており、可逆・非可逆圧縮やWebP・AVIF形式への変換も可能です。
小規模サイトや更新頻度の低いサイトであれば、無料枠でも十分に表示速度改善効果を得られることから、人気の高いプラグインです。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

ShortPixel Image Optimizerについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年2月4日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、セキュリティ面で致命的な問題が生じている状況ではないと判断しています。

ShortPixel Image Optimizerのバージョン情報に関するポイント

ShortPixel Image Optimizerは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年2月4日現在、ShortPixel Image Optimizerの最新バージョンは6.4.3であり、WordPress 6.9までテストされています。

ShortPixel Image Optimizerのバージョン情報

2026年2月4日現在での、ShortPixel Image Optimizerのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
6.4.3 2026年1月29日 サポート中 Editor権限ユーザーによる任意ファイルアクセスの脆弱性を修正
6.4.2 2026年1月15日 2026年1月29日
6.3.5 2025年10月16日 2025年11月20日 CVE-2025-11378
5.6.4 2024年10月9日 2024年11月21日 CVE-2024-48044
CVE-2024-48043
5.4.2 2023年9月14日 2023年9月28日 Wordfence
4.22.10 2022年6月2日 2022年6月14日 Wordfence

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン6.4.2までを掲載しています。バージョン6.4.2未満については、脆弱性が修正されたバージョンだけを掲載しています。
※バージョン6.4.2以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

ShortPixel Image Optimizerの脆弱性情報

ShortPixel Image Optimizerの最新バージョンは6.4.3であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、ShortPixel Image Optimizer 6.4.2以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください

ShortPixel Image Optimizer自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2025-11378
CVE-2025-11378 Detail
CVSS v3
5.4 (警告)
・ShortPixel Image Optimizer 6.4.2までのバージョン ・ShortPixel Image Optimizer 6.4.3
・ShortPixel Image Optimizer 6.3.4までのバージョン ・ShortPixel Image Optimizer 6.3.5
CVE-2024-48044
JVNDB-2024-012542
CVSS v3
8.8 (重要)
・ShortPixel Image Optimizer 5.6.3までのバージョン ・ShortPixel Image Optimizer 5.6.4
CVE-2024-48043
CVE-2024-48043 Detail
CVSS v3
4.9 (警告)
・ShortPixel Image Optimizer 5.6.3までのバージョン ・ShortPixel Image Optimizer 5.6.4
Wordfence CVSS v3
6.6 (警告)
・ShortPixel Image Optimizer 5.4.1までのバージョン ・ShortPixel Image Optimizer 5.4.2
Wordfence CVSS v3
6.1 (警告)
・ShortPixel Image Optimizer 4.22.9までのバージョン ・ShortPixel Image Optimizer 4.22.10

※脆弱性情報については、修正されたバージョンの順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
CVE-2025-11378については、バージョン6.3.5で修正されていますが、バージョン6.4.3では、同系統の処理に対する追加のセキュリティ強化(防御範囲を広げる形でのハードニング)が実施されていると解釈しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

ShortPixel Image Optimizerのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、ShortPixel Image Optimizerは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、ShortPixel Image Optimizer自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、ShortPixel Image OptimizerとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。