【2026年2月版】List category postsのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事は、List category postsのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年2月5日に執筆しています。

List category postsは、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプを、カテゴリやタグ、投稿ID、並び順などの条件を指定して一覧表示できるプラグインであり、Fernando Brianoさんによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは8万以上、総ダウンロード数は426万回以上を計測しており、人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にList category postsの脆弱性は過去見つかっており、対応されています。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、List category postsの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、List category posts自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

List category postsとは

前述の通り、List category postsは、Fernando Brianoさんが開発・サポートを継続している、オープンソースのWordPress向けプラグインであり、WordPressの投稿・固定ページ・カスタム投稿タイプを、カテゴリやタグ、投稿ID、並び順などの条件を指定して一覧表示できます。

ショートコードを用いることで、テーマを編集せずに柔軟な投稿リストを作成できること、機能を表示用途に限定したシンプルな設計のため、動作が軽く、他プラグインやテーマとの競合が起こりにくいことから、人気の高いプラグインです。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

List category postsについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年2月5日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、セキュリティ面で致命的な問題が生じている状況ではないと判断しています。

List category postsのバージョン情報に関するポイント

List category postsは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年2月5日現在、List category postsの最新バージョンは0.93.1であり、WordPress 6.8.3までテストされています。

最新のWordPressでも問題なく挙動するかは公式ではテストされていませんので、ご利用になる場合には、実装側がしっかりとテストを行った上で、自己責任で使用する必要があります。

List category postsのバージョン情報

2026年2月5日現在での、List category postsのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
0.93.1 2025年11月5日 サポート中
0.93.0 2025年10月29日 2025年11月5日 CVE-2025-11377
0.92.0 2025年9月16日 2025年10月29日 CVE-2025-47636
CVE-2025-10163
0.90.3 2024年12月18日 2025年5月14日 CVE-2024-9020
0.89.7 2024年3月20日 2024年3月21日 CVE-2024-1051
0.89.4 2024年1月8日 2024年1月12日 CVE-2023-6994

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン0.92.0までを掲載しています。バージョン0.92.0未満については、脆弱性が修正されたバージョンだけを掲載しています。
※バージョン0.92.0以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

List category postsの脆弱性情報

List category postsの最新バージョンは0.93.1であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、List category posts 0.92.0以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください

List category posts自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2025-11377
CVE-2025-11377 Detail
CVSS v3
4.3 (警告)
・List category posts 0.92.0までのバージョン ・List category posts 0.93.0
CVE-2025-47636
CVE-2025-47636 Detail
CVSS v3
7.5 (重要)
・List category posts 0.91.0までのバージョン ・List category posts 0.92.0
CVE-2025-10163
CVE-2025-10163 Detail
CVSS v3
6.5 (警告)
・List category posts 0.91.0までのバージョン ・List category posts 0.92.0
CVE-2024-9020
JVNDB-2024-023818
CVSS v3
5.4 (警告)
・List category posts 0.90.2までのバージョン ・List category posts 0.90.3
CVE-2024-1051
CVE-2024-1051 Detail
CVSS v3
6.4 (警告)
・List category posts 0.89.6までのバージョン ・List category posts 0.89.7
CVE-2023-6994
JVNDB-2023-025146
CVSS v3
5.4 (警告)
・List category posts 0.89.3までのバージョン ・List category posts 0.89.4

※脆弱性情報については、修正されたバージョンの順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。CVSS v3の適用前の脆弱性情報についてはCVSS v2に基づいて記載しています。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

List category postsのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、List category postsは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、List category posts自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、List category postsとWordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。