【2026年3月版】Duplicate Pageのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はDuplicate Pageのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年3月10日に執筆しています。

Duplicate Pageは、WordPressの固定ページ、投稿、カスタム投稿タイプを複製して、下書き、非公開、公開、承認待ちなど、設定したステータスで保存できるプラグインであり、mndpsingh287さんによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは300万以上、総ダウンロード数は3577万回以上を計測しており、世界的にも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にDuplicate Pageの脆弱性は過去見つかっており、迅速に対応されています。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Duplicate Pageの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Duplicate Page自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

Duplicate Pageとは

前述の通り、Duplicate Pageは、WordPressの固定ページ、投稿、カスタム投稿タイプを複製して、下書き、非公開、公開、承認待ちなど、設定したステータスで保存できるオープンソースのプラグインです。

既存ページのレイアウトや入力内容を流用しながら新規ページを作れること、公開済みページを直接編集せずに複製して修正できることから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

Duplicate Pageについては、最新バージョンリリース以降脆弱性は見つかっていないこと、過去脆弱性が見つかった際には迅速に対応されていることから、2026年3月10日現在、最新バージョンを使用していればセキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

Duplicate Pageのバージョン情報に関するポイント

Duplicate Pageは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています(パッチバージョンのゼロは省略されています)。

2026年3月10日現在、Duplicate Pageの最新バージョンは4.5.6であり、WordPress 6.8.3までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

Duplicate Pageのバージョン情報

2026年3月10日現在での、Duplicate Pageのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
4.5.6 2025年10月16日 サポート中
4.5.5 2025年6月9日 2025年10月16日
4.5.4 2024年7月29日 2025年6月9日
4.5.3 2023年9月11日 2024年7月29日
4.5.2 2023年5月4日 2023年9月11日
4.5.1 2023年2月8日 2023年5月4日
4.5 2022年12月14日 2023年2月8日
4.4.3 2021年9月8日 2021年9月16日 CVE-2021-24681
4.4.2 2021年9月6日 2021年9月8日
3.4 2019年4月1日 2019年4月2日 Wordfence

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン4.5までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョン及び脆弱性が認められる最終バージョン(4.4.2)を記載しています。
※バージョン4.4.2以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

Duplicate Pageの脆弱性情報

Duplicate Pageの最新バージョンは4.5.6であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、Duplicate Page 4.4.2以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください。

Duplicate Page自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2021-24681
JVNDB-2021-014023
CVSS v3
4.8 (警告)
・Duplicate Page 4.4.2までのバージョン ・Duplicate Page 4.4.3
Wordfence CVSS v3
8.8 (重要)
・Duplicate Page 3.3までのバージョン ・Duplicate Page 3.4

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
Wordfenceという脆弱性情報も掲載されていますが、どちらもpostパラメータ経由で悪用されるSQLインジェクションの脆弱性であり、修正バージョンも同じ3.4であることから、こちらのWordfenceの情報と重複登録されているものと考えております。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

Duplicate Pageのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、Duplicate Pageは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、Duplicate Page自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、各種プラグイン、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。