First one...

このキャッツキルに、「一番花のカンゾウ」が咲きました。
先週からホタルも舞い始め、いよいよ初夏です。

「一番」と言えば子供の頃、
高い建物が無く田園風景の中で空がもっと広々として、
夕焼け空に「一番星」を見つけるのが楽しみだったことを想い浮かべています。

また、この花が咲き始めると、
佐渡の大野亀に群生しているカンゾウが海風に戯れている様を懐かしく想います。
この里山は森が多く苔には最適ですが、
太陽の光がいっぱい必要なカンゾウの花が少なくなった事に気付き、
数年前に周りの木を伐採しました。
それ以来、元気に沢山の花を付けてくれています。

昔、カンゾウの球根を食料にする為に、このキャッツキルで栽培され始めたと聞いています。
今では野原や道端の至る所に咲きみだれ、初夏の楽しみを飾ってくれています。