Morning dew...

川上の靄が徐々に晴れ、春に育った竹に小さな「朝露」が美しく輝いています。
北海道には竹が無いと聞きますが、
キャッツキルも冬が長く寒いので、竹には厳しい環境です。竹の育つ北限でしょう。

この場所は真東の方角で、日が昇ると日中はずっと太陽の光が降り注ぐので、
毎年新しく生まれる竹は少しずつですが太くなり、背も高くなります。
早朝お茶を手にし、或る日はコーヒーを持って、
ふと気がつくといつもこの場所に自分が居ます。
身体が「あるがまま」に太陽を求めるのでしょう。
健康と自然に感謝です。

苔、石には「竹」が良く似合います。
日本から遠く離れた場所を住まいに選んだ僕ですが、
常に心の隅で日本の「美」や「味」を恋しく思っているのでしょう。
と言っても庭には日本的な物は何も無いのですが・・・