【2026年6月版】Post Types Orderのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はPost Types Orderのバージョンと脆弱性への対応状況について、2026年6月16日に執筆したものです。

Post Types Orderは、WordPressの投稿・カスタム投稿タイプの表示順を、ドラッグ&ドロップで並べ替えることができるようにするプラグインであり、Nsp-Codeによって開発・サポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは60万以上、総ダウンロード数1665万回以上を計測しており、世界でも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、Post Types Orderの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、Post Types Order自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

Post Types Orderとは

前述の通り、Post Types Orderは、WordPressの投稿・カスタム投稿タイプの表示順を、ドラッグ&ドロップで並べ替えることができるようにするプラグインであり、専用のRe-Order画面や管理画面上から直感的に操作できます。

コード変更なしで導入しやすく、ドラッグ&ドロップ操作だけで投稿順を調整できる手軽さから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

Post Types Orderについては、定期的にバージョンアップされており、かつ2026年6月16日現在においては、重大な脆弱性が未修正のまま放置されている状況ではないことから、最新バージョンを使用している限りにおいては、セキュリティ面でのリスクは少ないと判断しています。

Post Types Orderのバージョン情報に関するポイント

Post Types Orderでは、一般的なセマンティックバージョニングに近いバージョニングが採用されているようです。
3つの数字の左から「メジャーバージョン.マイナーバージョン.パッチバージョン」となります(稀に4桁目が存在しますが、非常に軽微な修正対応をした独自のバージョンであると考えられます)。

2026年6月16日現在、Post Types Orderの最新バージョンは2.4.7であり、WordPress 7.0までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)は最新パッチバージョンのみを対象としており、Post Types Orderでも同様の対応が行われていると考えられます。

パフォーマンス向上およびセキュリティ対策の観点から、常に最新のマイナーバージョンへのアップデートを推奨いたします。

Post Types Orderのバージョン情報

2026年6月12日現在での、Post Types Orderのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
2.4.7 2026年5月18日 サポート中
1.9.3 2017年2月24日 2017年6月10日 WordPress.org
1.9 2016年10月8日 2017年2月24日

※上記の内容は、WordPress公式開発ログの情報を正として、バージョン2.4.7までを掲載しています。また、2.4.7以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンと脆弱性が影響を与える最終バージョン(1.9)を追記しています。
※バージョン1.9以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

Post Types Orderの脆弱性情報

Post Types Orderの最新バージョンは2.4.7であり、当社が把握している限り、全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、Post Types Order 1.9以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください。

なお、Post Types Order自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン

WordPress.org

・Post Types Order 1.9までのバージョン ・Post Types Order 1.9.3

※2026年6月12日現在、CVE番号が採番された脆弱性情報については、当社では把握できておりません。一方で、WordPress.orgの変更履歴には1.9.3で “Security improvements for AJAX order updates”の記載があることからこちらのみ記載してあります。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

Post Types Orderのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、Post Types Orderは世界的に有名なプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、よくお世話になるプラグインです。

しかしながら、Post Types Order自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、サーバーの設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、PHP、MySQL、MariaDB、各種サーバーについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを 構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、MW WP Formを使用したWebサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。