【2026年3月版】MC4WP: Mailchimp for WordPressのバージョンと脆弱性情報

皆さんこんにちは。
taneCREATIVEの「ちほうタイガー」です。

本記事はMC4WP: Mailchimp for WordPressのバージョンと脆弱性への対応状況についてまとめたもので、2026年3月17日に執筆しています。

MC4WP: Mailchimp for WordPressは、WordPressサイトとMailchimp(メールチンプ、アメリカ発のメールマーケティングおよび配信プラットフォーム)を連携し、メールマガジン購読者を増やすためのサポートを提供するプラグインであり、ibericode BVによってサポートされています。

WordPressのPlugin Directoryの統計情報によると、アクティブインストールは100万以上、総ダウンロード数は7266万回以上を計測しており、世界的にも人気のあるプラグインの一つと言ってよいでしょう。

一方で、人気が高いほど攻撃対象になるリスクもあるため、脆弱性への適切な対応が重要になります。
実際にMC4WP: Mailchimp for WordPressの脆弱性は過去見つかっており、迅速に対応されています。

この記事では、企業のWeb担当の皆様に向けて、MC4WP: Mailchimp for WordPressの概要並びに、脆弱性及びその対応状況をご紹介することで、MC4WP: Mailchimp for WordPress自体については安心して使用していただけるようにしたいと思います。

少しでも皆様のお役に立てる記事にできればと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

MC4WP: Mailchimp for WordPressとは

前述の通り、MC4WP: Mailchimp for WordPressは、WordPressサイトとMailchimpを連携し、メールマガジン購読者を増やすために有用なオープンソースのプラグインです。

独自の登録フォームを作れるほか、コメント欄、会員登録、WooCommerceなど既存フォームにも購読導線を追加できることから、世界的にも人気のあるプラグインとなっています。

一方で、利用者の多いプラグインは、攻撃のターゲットにされる可能性があるため、当社では、脆弱性に対する対応が遅い、もしくは対応しないプラグインは、クライアントにお勧めしていません。

MC4WP: Mailchimp for WordPressについては、最新バージョンリリース以降脆弱性は見つかっていないこと、過去脆弱性が見つかった際には迅速に対応されていることから、2026年3月17日現在、最新バージョンを使用していればセキュリティ面でのリスクは少ないと考えております。

MC4WP: Mailchimp for WordPressのバージョン情報に関するポイント

MC4WP: Mailchimp for WordPressは、通常のセマンティックバージョニングに近いバージョニングを採用しており、左からメジャーバージョン、マイナーバージョン、パッチバージョンの3つの数字で構成されています。

2026年3月17日現在、MC4WP: Mailchimp for WordPressの最新バージョンは4.12.0であり、WordPress 6.9.4までテストされています。

通常のオープンソースソフトウェアでは、公式のサポート(新機能の追加、不具合の改修、セキュリティパッチの提供)対象は最新パッチバージョンのみであり、最新パッチバージョンへのアップデートを推奨いたします。

MC4WP: Mailchimp for WordPressのバージョン情報

2026年3月17日現在での、MC4WP: Mailchimp for WordPressのバージョン情報は次の通りです。

バージョン リリース日 サポート期限 修正された脆弱性
4.12.0 2026年3月9日 サポート中 CVE-2026-1781
4.11.1 2026年1月20日 2026年3月9日
4.9.17 2024年9月17日 2024年10月21日 CVE-2024-8680
CVE-2024-8850
4.9.10 2023年11月20日 2024年1月8日 CVE-2023-51682
4.8.7 2022年3月2日 2023年8月25日 CVE-2021-36833
Wordfence
4.8.5 2021年6月1日 2021年6月24日 Wordfence
Wordfence
4.1.8 2017年9月8日 2017年9月19日 CVE-2017-18577
4.1.7 2017年9月8日 2017年9月8日 Wordfence
4.0.11 2016年12月9日 2017年1月16日 CVE-2016-10871

※各バージョンのリリース日については、WordPress公式サイトの開発ログの情報に基づいています。
※上記の内容は、バージョン4.11.1までを掲載しています。また、それ以前のバージョンについては、下記脆弱性が修正されたバージョンを記載しています。
※バージョン4.11.1以下には既知の脆弱性が存在するため、グレーにしています。

MC4WP: Mailchimp for WordPressの脆弱性情報

MC4WP: Mailchimp for WordPressの最新バージョンは4.12.0であり、当社が把握している全ての脆弱性に修正対応済みとなっています。

また、MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.11.1以下のバージョンをご使用の場合には、既知の脆弱性が存在する可能性がありますので、最新バージョンへとアップデートをしてください

MC4WP: Mailchimp for WordPress自体に関する脆弱性情報で、当社が把握しているものは次の通りです。

脆弱性情報 深刻度 影響を受けるバージョン 修正されたバージョン
CVE-2026-1781
CVE-2026-1781 Detail
CVSS v3
6.5 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.11.1までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.12.0
CVE-2024-8850
CVE-2024-8850 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.9.9から4.9.16までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.9.17
CVE-2024-8680
JVNDB-2024-009318
CVSS v3
5.5 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.9.16までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.9.17
CVE-2023-51682
CVE-2023-51682 Detail
CVSS v3
5.3 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.9.9までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.9.10
CVE-2021-36833
CVE-2021-36833 Detail
CVSS v3
5.5 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.6までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.7
Wordfence CVSS v3
5.5 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.6までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.7
Wordfence CVSS v3
8.8 (重要)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.4までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.5
Wordfence CVSS v3
6.1 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.4までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.8.5
CVE-2017-18577
CVE-2017-18577 Detail
CVSS v3
6.1 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.1.7までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.1.8
Wordfence CVSS v3
6.1 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.1.6までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.1.7
CVE-2016-10871
JVNDB-2016-009469
CVSS v3
6.1 (警告)
・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.0.10までのバージョン ・MC4WP: Mailchimp for WordPress 4.0.11

※脆弱性情報については、情報セキュリティにおける脆弱性情報に付けられている番号であるCommon Vulnerabilities and Exposures(本記事では「CVE」とします)の順序に従って掲載しています。
※深刻度については、共通脆弱性評価システムCVSS v3に基づいています。本記事では、CVSS v3にて緊急(9.0~10.0)、重要(7.0~8.9)、警告(4.0~6.9)に区分されるもののみを掲載しており、その他の情報については、JVN iPediaなどでご確認ください。
※深刻度の数値はJapan Vulnerability Notes(本記事では「JVN」とします)及び、JVNが評価を合わせている米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する脆弱性データベースであるNational Vulnerability Database(以下「NVD」)に準拠しています。JVN、NVDにてスコアリングされていない脆弱性情報についてはWordFenceのスコアに準拠しています。
※本記事における脆弱性情報は、当社が把握しているものだけであり、全ての脆弱性情報を網羅できているかはわかりません。
※本記事における脆弱性情報をご利用になる場合には、必ずCVE、JVN、NVDなどの情報を確認されたうえで、自己責任でご利用ください。

MC4WP: Mailchimp for WordPressのバージョンアップを継続する体制について

前述のように、MC4WP: Mailchimp for WordPressは世界的にも人気のあるプラグインであり、Web制作の現場でWordPressを利用する場合には、お世話になる確率が高いプラグインです。

しかしながら、MC4WP: Mailchimp for WordPress自体のバージョンアップをしようと思っても、WordPressやPHPのバージョンアップが必要であったり、設定が複雑であるなどの問題に直面することもあるかと思います。

taneCREATIVE株式会社は、「リモートによるWebアプリケーションのセキュリティ対策をパッケージ化、首都圏大手企業に提供」している点が評価され、2021年にJ-Startup NIIGATAに選定されているWeb制作会社で、WordPressはもちろんのこと、各種プラグイン、PHP、MySQL、MariaDBについてもノウハウを有しています。

※「J-Startup NIIGATA」とは、経済産業省が2018年に開始したJ-Startupプログラムの地域版として、新潟発のロールモデルとなるスタートアップ企業群を明らかにし、官民連携により集中的に支援する仕組みを構築することで、新潟県におけるスタートアップ・エコシステムを強化する取組です。

他社様が制作・開発されたWebサイトのバージョンアップ・マイグレーションについても、ケースによってはお引き受けしておりますので、WordPressサイトの保守管理に関しては、こちらのお問合せよりお気軽にご相談ください。

なお、当社は、セキュアなWebサイト制作及びWebサイトのセキュリティ保守管理に特化したWeb制作会社として、東京証券取引所TOKYO PRO Marketに上場しておりますので、与信管理についてはIR情報をご確認ください。

この記事を書いた存在
ちほうタイガー

taneCREATIVEに所属する謎のトラ。