アキノリ.H
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彼はバックエンドをメインとする第三開発部の係長である。坊主頭で新人をビシバシ鍛えることから第1話の彼からは密かに「軍曹」と呼ばれている。
こんにちは、隊列は崩さず、敬礼を欠かさない、ちほうタイガーです。
「乗ってるの僕の肩だし、僕自身も体育会系ではないので無理なキャラづくりはやめた方が良いんじゃないでしょうか…」
…そうですね。まぁ、ネコ科だから自由にいたいし?軍曹に寄せるのはやめておきましょう。
「そもそもどうして軍曹なんでしょう…。丁寧に教えているつもりなのに『圧が強い』と言われることもあるし…」
…まずは見た目だよね。坊主頭の100キロオーバーが理詰めで説明してきたら圧力感じるんじゃない?
「見た目と言われても…痩せる気はないし、髪型も今のままが楽だし変えたくないなぁ。そんなに怖いですか?」
うーん…。見た目を変えたくないなら、理詰めの話し方を柔らかくしてみるとか?
「なるほど。柔らかい話し方を今年の目標にしてみます」
……いや、別に無理に変えなくても、軍曹のままでいいんじゃね?
そんなことより、ど田舎から始まるWeb制作会社戦記の取材をはじめたいと思います。まずは定番ですが、なぜこんなど田舎のそれもこんなカオスな職場に入ってしまったんでしたっけ?
「高校卒業時から話せばいいんでしたっけ。えーっと…第1話の彼と同じ高校を出まして、その後新潟の専門学校でPHPやサーバー周りを学んで卒業、その流れで、東京の中堅どころのシステム開発会社へ就職しました…」
…ほうほう、それからそれから?
「今となっては恥ずかしい話なんですが、一社目は入社半年で辞めてしまいまして…平日は深夜までの残業、休日返上も当たり前という会社でして…もちろん残業代は支払われていたんですが、それ以上に『もうプログラミングの仕事は嫌だ!』となってしまって…退職後は3年ほど単純なデータ入力系のバイトをしていました」
この会社って、人生挫折組が多いよね…。
「僕もまさしくです。入力系のバイト後もプログラマーは嫌だと思っていたので、未経験枠でWeb系の会社へ転職したんですが、初日にプログラマー経験者とみなされてしまって案件にアサインされ、ズルズルとプログラマーを続けることに…結局8年ほどいたんですが…」
ふむふむ、それでどうしてその会社を辞めちゃったんです?
「とにかく社長が怖かったんです。毎日怒鳴っていて…。それで何かきっかけがあれば辞めようかと思っていた時に、新型コロナ禍が発生して…毎日満員電車に乗って出社する状況から抜け出したいと思って実家に帰ろうと思い立ちまして…」
…新型コロナは本当に色々な人に影響を与えたよね…社長が怖いと言うのは…まぁこの会社なら大丈夫じゃね? 第1話の彼の場合いても皆に気づかれないときもあるくらいだし…。
「僕はちゃんと見かけたら挨拶してますよ。今度から敬礼でもしておきましょうか…」
…ヤメテアゲテ…多分瞬間的に色々考えて挙動不審になるから…
「わかりました。今まで以上に率先して声がけする位にします!」
…やっぱり軍曹ですな…それで実家に帰るにしても、プログラマー以外の職種もあるのではないかと…どうしてこの会社へ?
「佐渡で転職先を探していたらこの会社のWebサイトを見つけて、『ここだ』と思ったからですかね。でもその時は『現在募集していません』と表示されていたので、そこから定期的にチェックし始めて、募集が再開されたのでWebサイトのお問い合せから『とにかく入りたい』という長文メッセージを送りました」
……いや、この会社のどこにそんな熱意をかける要素が…
「文字制限がなかったんで、どのくらい書いたらいいのかわからず、つい…」
……いや、文字数の話ではないのだが……それで代表面接へと進んだわけですね。未来の後輩の為にも代表面接の極意などがあればこの場でどうぞ…
「……臨機応変でしょうか。僕の場合そもそも面接場所の指定が、東京の不動産会社の会議室だったので…僕が応募した会社を間違えたのか、会社が場所の指定を間違えたのかと思って別の緊張をしていました」
あー第1話の彼が役員を兼任している不動産会社ですな…普通は別会社の会議室を面接の場所に指定するとかありえない…いや…第1話の彼ならばやりそう…
「入社して最初にアサインされたのが正にその不動産会社のCRM開発で…あの案件はすごく大変でした。もう先輩後輩関係なく駄々こねまくって…。上長である第17話の彼に『もうこれ以上できません!』と泣きついて仕事を巻き取ってもらったり、入社早々の後輩に『コレ頼んだ!』と一部業務を押し付けたり…。
そうしてなんとか納期に間に合ったので、一番印象に残っています」
軍曹のイメージがだんだん崩れてきたのだが…まぁでも、今でもその不動産会社のシステムを作っていますよね。かなり大規模で先端的なシステムの担当にさせられていると思いますが、全容はつかめました?
「…それは少しずつ…でも本当に凄いシステムの開発を担当させてもらっているので、今は楽しいです」
…仕事に満足しているようで何より。さてさて、そろそろ取材も終盤に差し掛かってきましたので、この会社の良いところを教えてください。
「良いところは…相談すれば新しい技術を積極的に挑戦させてくれるところですかね。レガシー系に強い会社ですが、モダン系でも全然OKという感じです。最先端の技術を案件の中で実践できる環境があるので、新しいことに常に取り組めているのは良いところですね」
……なるほど。これまでにない良いところの指摘ですな…。
「あれ…そうなんですか?」
…さては、このコーナーを読んでいないでござるな……
「今回の取材の話が来るまですっかり存在ごと忘れていました…。僕のコラムが載るまでには熟読しておきます」
…自社サイトのコンテンツなんてそんなもんよね…続いて、悪いところもどうぞ。どうせ誰も読んでくれないんだし、この際ぶっちゃけちゃってください。
「そうですね…仕事が多すぎることですかね。みんなが日々いろんな業務で忙しすぎますし、新しい技術を習得する時間を確保するのが難しい人もいる気がします」
…この会社、営業って職種いないのに仕事の相談、滅茶苦茶来るよね…最近は年中募集をかけているのに採用と育成が追い付かないでござる…。
「まぁ入ってみてわかりましたけど、テクニカルSEOの技術相当高いですからね…既存クライアントからの相談だけでも多いのに、オフィシャルサイトからも相談がどんどん来ると言う…あとは…冬の寒さは確かに厳しいですが、満員電車とか都会の生活につかれた人にはきっと合うと思うんですよね。僕自身も、東京にいた頃より穏やかになった気がしています」
絵にかいたような宣伝、ありがとうございます!
「いえいえ、それほどでも」
…それでは、最後に今後の目標をどうぞ。柔らかい話し方の習得以外で。
「そうですね、佐渡にいながら実務の中で最前線の技術を実践できる機会がたくさんあるので、これからも現場で新しい技術を積極的に学んでいきたいです。学び始めは毎回キツイんですけどね…。
そうそう、プライベートではゼロからゲームを作ってみようとも思っています」
…軍曹と一緒に(プライベートで)ゲームを作ってくれるエンジニア募集中!